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Unlimited【ダンまち】

第69章 文明開化





今までされてきたこと全てが、優しいこと、いいこと、間違いではないこと。

そうされてしまうのだ。
その存在を無視され、してきた都合の悪い言動を無いものとされ、気付かれないまま延々にされ続けられる…


過ちに対し何ら意に介さず、繰り返すまいと努めないまま…

その姿を、自らが見える虚像を信じ、善人と判断する。



その盲目たる全てが過ちであり、人を殺す『狂気(凶器)』となる。

自らが受けてきたこと全てが、全てではない。
だが傷、恐怖症、居場所や将来の道の強奪、喪失は別だ。

それは時として、人の人生すらも狂わせる。


そして…笑う。

自らが仕出かしたことの大きさも、意味も、真意もわからぬまま…



残酷なことをしていると気付いてくれ。
やり過ぎだ。

そう周囲にいくら諭そうとも意味をなさない、徒労に『終わらさせられる』。


人を殺す行いを正義とし、蛮行と気付かず他へ只管言い続ける。

好き嫌いでは、泣き寝入りさせられている人達は決して無くならない。
現実は、イメージでは覆らない。捻じ曲げられない。

見る対象が同じでも…自らから見える姿と、人から見える姿は、全くの別物。


繰り返すまいと努めない限り、泣き寝入りさせられる人は決して減り等はしない…

たとえ努めていたとしても、決して認めない人はいる。
いくら努めて無になったとして、言う人は言う。



手足も伸ばせないような閉所恐怖症、暗所恐怖症、
実父と実母の思い通りに動く道具扱い(強要、力尽くも辞さない)に伴う対人恐怖症、
7歳で8月16日に肛門で犯されたことによる男性恐怖症、
密着する衣服、スカート(犯された当時)が苦手、嫌い

姉の2階からの突き落としによる高所恐怖症(真下の光景のみ)

全部に共通して言えるのは、怒号や負の念へ恐怖を抱くようになった。


さて…ここで問題だ。

いい人だ、そんなことをするはずがない。
そう複数人数が一丸となって言われた場合、
傷付けられ続けてきた、居場所を無にし続けられてきた、見られもしない、
それまでそうされ続けてきた痛みや苦しみは、どうなる?


嘘とされる。

現実ではない、事実ではないものとされる。

傷も、感情も…
深く、魂にまで刻み付けられた深い深い痕さえもだ…


勿論、恐怖症すらもだ…

その人からされてきた、ありとあらゆる全てが…


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