第69章 文明開化
排斥であってはならない。
怨みを買うようなことをしておいて、報いが来ない等と思わない方がいい。
全世界消滅の危惧、そこからの救済、最後の希望を背負わされ、無理なのでその魂のみ消し元から無いものとする最終処置しかない。
あの時、神が言っていた言葉の意味…←3073ページ参照
それは、ケイトがされてきたことによる心痛なのだろう。
言葉で表し切れないほどの怨みを、与えているという…
実の父が、恐怖の象徴…
言葉もしゃべれない時期から、抵抗できないよう母の目が届かない内に泣かされ続けていた。
手足も伸ばせない立ち上がれない閉所&暗所
押し入れに閉じ込められ、忘れられ、漏らしたら好機とばかりに殴る蹴る。
(助けて助けて助けて助けて助けて)
泣かなければ、指か木刀を押し入れの隙間から突っ込まれる。
「ぎゃあああああああああああっっ!!」
喜んで泣いているとまで言われる始末…
近所から迷惑だと言われれば殴られるか蹴られるのみ。
しっかりと詰めを誤らず、見えない場所のみ。
「恩人なんだぞ、生かしてやってるんだぞ、わかっているのか!?」
高圧的な言動、ベルトを鞭のように叩かれることもある。
7歳の夏に肛門で初めて犯される、
布団でぐるぐる巻きにされて殴る蹴る、泣き叫ばれてもぐるぐる巻きのまま放置する。
カッターナイフの刃やライターの火を眼前に突きつけられる、髪が焦げてもやめない。
「恐怖を取り除いてやってるんだろうが、感謝しろ!!」
日々そんな人と隣り合わせ
自らの思い通りにする為にならば何でもする
そして外ではそれがバレないよう徹底する
警察に言われても一切動じず子供のイタズラとする
笑ってる…皆、笑ってる。
嬉しいんだ…楽しいことなんだ…喜ばないといけないんだ。
楽しい嬉しい楽しい嬉しいなあ楽しいなあ
誰もいない、誰もいない…
殺して、誰か…私を死なせて
死なせて死なせて死なせて死なせて死なせて死なせて死なせて死なせて
必死に自らに言い聞かせるも止まらぬ感情、それに伴う悲鳴、
親の所有物(道具)なんだから押し殺すようDVを徹底的に受け続け、切望ばかりが募る中…←3040ページ参照
更にいじめられたら、どう思う――?
更に、実父が
優しい人、いい人、そんなことをする人ではない、とされれば…どう感じる?