第69章 文明開化
ケイト「きっと私達の子と、エレナ達の子、戦い合わせようとするだろうね^^」くすくす
エレナ「目に浮かぶわね^^(くすくす)
負けないわよ~?」拳構え
ケイト「こっちだって~♪」拳構え
えーい!
やーあ♪
そう部屋の中
2人きりで遊び半分にやり取りを交わし合う中…
コッソリ扉の影で聞いていた僕(アラウディ)の傍に、デイモンがやってきた。
デイモン「おや、随分と楽しそうですね…(ふふっ)
所で、何を話していたのですか?」
アラウディ「さあ?」にや
デイモン「?
何ですか?その意味深な笑みは…
正直に答えなさい!」
エレナ「こらー!明日に備えて早く寝なさーい!!」
ケイト「はーい^^♪」手を振る
そう外へ飛び出してくるケイトから隠れるようにデイモンを引っ張り込み、寸での所でバレずに済んだ。
幸せの絶頂期だったと言ってもいい。
それほどに…幸せだった……
その…はずだった……
争いを減らす為と武力縮小の命令により、弱まった所を集中砲火されて沢山の人が死んだ。
生き残った皆が立ち上がり、初代を追求し、責任を取るとして2代目に譲る意向を示し、ケイトへ一緒にジャポーネに行かないかと手を差し伸べ誘う。
ケイト「ふざけるな!!」
その手を払い、見当違いな命令、攻められ放題となること、強いと攻めようとされ辛い=争いが発生しにくいことを何度も再三指摘していたことを言い
ケイト「責任を他人に押し付けて!楽な方に逃げてるだけだろ!!
争いたくないという自分の欲求の為だけに命令を下し、沢山の命を散らせておいてその態度は何だ!?
仲間のことを何とも思ってないのな!!
何故…父上がお前を勘当したのか、血縁を切ったのか、やっと今わかったよ…!(わなわな)
お前に国なんか任せたら!もっと大事になる!!滅茶苦茶になる!!
命の恩人と憧れて入ってくるものも、そんな命より自分のが強いから安全、どうでもいいってか!?
お前と幹部と恋人だけは全員無事だもんな!!エレナ以外は!!!
何が「弱き民を守る」だ!!?
より危険になるよう命令して、幾千も死に晒して、自滅するよう唆して、命を奪っておいて!
賛成のが多いからと言って!仲間の命を預かっている身で、何て軽率な命令を下したんだ!!?
エレナは…!子を宿していたのにっ!!←涙慟哭
人殺しめ!!!」