第69章 文明開化
殺してしまった事実は、どう在っても変えられない。
殺してしまった時点で…信頼関係なんてものは破綻してしまっている。
力で任せて強引に止めるばかりで、本人達の想いも願いも聞かない。
そんな手法しか取ってこなかったんだから…マフィアは治そうとはせず殺し目の敵にしてきたんだから…
弱まれば仇討ちに来るのは必須だろう…
お前に殺されていないマフィアはいない…身内を殺されたそれは、弱った仇を前に黙ってはいない。
そう示した。
だが…今一度誠意を見せることで、許してはもらえないだろうか…
武力縮小するから、今一度考え直してはくれないだろうかという話を通したらしい。
それに3つの巨大マフィアは頷き、考え直した。
口先だけで目障りなお前(初代)は死ぬべきだ――と
3つのマフィアに共通して言えるのは、初代に身内を殺された被害者であること…
常々シマを守る為に抗争を繰り返してきたが…敵の敵は味方、ということで…互いに手を取り合った。
武力縮小をしたその日の内に、複数のポイントで抗争を起こし、自警団が辿り着く手前、ダミーのように途中で止めて解散され、戦力をより広範囲に分散させる。
更に…基地本部を主力で強襲、袋叩きされ、修復不可能なまでに八つ裂きにされ、生きているものはほとんど生殺しにされた。
「初代は仲間を売った」「武力縮小はその証だ」という情報が一般人にまでばらまかれ、ボンゴレは内部分裂、瓦解した。
昨晩の諫言も、意味をなさなかった。
それまでしてきた助言も、何もかも…←2724ページ参照
昨晩…
エレナ「実は…子供が出来たの」こそ
ケイト「ええ!!?デイモンと?」こそこそ
エレナ「こっくり)//」
ケイト「うおおおお!!//」
エレナ「デイモンには私から話すから…お口にチャックね?
明日の早朝から3人で任務でしょ?忙しくなりそうだし」
ケイト「うん!チャックする!
どんな子かなあ?^^//」にまにま&うっとり
エレナ「ふふっ。私を前にするとデレデレしたりして^^//」
ケイト「アラウディだってデレデレだよ~^^//」
エレナ「あなたの子も同級生になるといいわね」微笑
ケイト「よし!私もアラウディに滋養強壮のつくものでも」キラン
エレナ「気が早いわよ?!;」
ケイト「それより!
体、大事にね?」
エレナ「ええ^^」