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Unlimited【ダンまち】

第69章 文明開化





ケイト「いや、でも気苦労が大変なことになるのは明白で…;」たらたら&あわあわ

土下座したままのケイトに対し、ボスが歩み寄り、強引に猫を掴むように持ち上げ、椅子へ座らせた。


ボス「そういう風に俺達の気苦労を考えているか…
益々気に入った(にや)

俺の女になれ」
アラウディ「彼女は僕の妻だ」きっぱり

ボス「ちっ」

ボス曰く、初代のそれを聞くのは問題だが、俺達の命を幾度となく助けたこと、治した功績に免じてある程度譲歩はしてやる、とのことだった。

そこに付け込んでこない態度がより一層気に入ったのだという…


第一、大きな顔をしなかった。

始終申し訳なさそうにペコペコと願い出る立場というものを取っていた。
初代のように、弁えていない対等のようにまで振る舞う人とは全く違っていた。

だからこそ、ケイトのような存在だから…受け入れたのだという。


それはもう2つのマフィアにも同様に受け入れられ、身内を救われるばかりか守られ続けたことで受け入れなければ恥とまで言わんがばかりの受け入れっぷりだった。

ただ、ボスや他の幹部が身内の命を奪っているので、こちらから行くタイミングがつかめなかっただけとのことで…親交を深めることが出来た。



戦うのも炎で止められるし治される(ものも直される)ので、馬鹿らしい。
ということで、深緑の馬鹿と呼ばれていた。

「深緑の馬鹿が来たぞー!」の言葉で、即座に争いは終わり、炎により治されていった…


ふー!とうなり合う野良猫にまで争いをやめるように言い含める始末で、終いにはふー!という声に合わせて「めーっ!」と叫んでいた。

更に…「争いで残るのは傷付いた体だけだ!軋轢しか生まん!やめるんだ!
理解し合う為の戦いならいいが、それ以外の争いならダメだ!」とまで常々言い含めていた。


終いには遊びでふーっ!とうなり合って遊ぶことまで起こっており…

「猫に手玉に取られている人、初めて見た…;」と言われていた。



話は戻るが…

ボンゴレ自警団の基地は、三つのマフィアの中心地、三つ巴のシマの重なり合った部分、ど真ん中にある。
抗争が起こればどこででもすぐ行けるように、という初代の意向で。

ボスも重鎮も下っ端も殺していないのは…ケイトと、アラウディと、デイモンだけ。
それ以外は重鎮を2人、下っ端はそれ以上に殺している。


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