• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第69章 文明開化





膝をついて蹲って首を垂れて、胸の前で両手を組んで願って、握りを強めた時に神が降臨しちゃって…;

一度神界へ連れていかれて人として生き人として死ぬって言って戻してもらったはいいんだけれど…;

人心を惑わす罪として首を斬られてね?
そこの神が再び現れて治してくれて、斬った人を消して裁きを与えたみたい…;」

フィン「その神がいなければどうなっていたことか…;」嘆息&頭押さえ

ケイト「あ、あはは…;

ごめんなさい;(お辞儀)
あの時の私は考え無しで…自分より人だった;

助けられなかったし見てられなかったから…」


フィン「神の力を持っていたことも、記憶も消えていたからね;

神の力で何とかなったけれど…;」

ケイト「お手数おかけしました…;(ぺこり)←深々お辞儀


いくら示したとしても…無駄な人は必ずいた。


「何をしたい?

人の作ったものを略奪すれば満足か?
己達だけ満たし、他を奪い、殺し、傷付ければ満足か?
己だけ楽をして手に入れたもので享受すれば、それが幸せか?

人の亡骸の上で、自ら作った犠牲をも高笑いする所業は、誠に正義か?


……入れぬ理由すらもわからぬほど傾倒し、愚かな所業をし続け、他のことも厭わず繰り返しているから、入れぬのだ」

そう示しても…変わらぬ人が大半だったよ……



特に王族や貴族!!


王族貴族大っ嫌い!
下々って考えで負担を減らそうとか考えず、やりたい放題言ったり命令したりするだけ。
それも思い付きで軽く言う輩が非常に多いの!;

「考えることで手間や労力をより減らし、その分円滑に進んでいき、出来る範囲の幅が拡がり、お互いの為となる」
そこまで考えもしないまま命令を聞けばいいで終わりな人が多い!多過ぎる!

論外!


あ、でもまともな人もいるにはいるよね」

フィン「ああ、偏見は捨てるに限る。

というのは置いといて…
示すだけでもやっておいた方がいいんじゃないか?

その道の先、滅びをせめて記した本を配布するとかさ…」

ケイト「うん…そのつもりだよ…‥


それよりも驚きなのは新商品の方なんだけれど;

こんなに文明の利器が発展を遂げるとは思わなかったよ;
携帯の変身アプリに、壁掛けタンスに壁掛け洗濯乾燥機、しかも全部連携機能付き…;」

フィン「市民カードの変身の携帯版だね」←3217ページ参照


/ 5293ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp