第69章 文明開化
小狼「だからその順番なんですね!」
黒鋼「隙(無駄)がねえな」
防衛隊で既に練習試合までしかしておらずまだ知識としても知らなかった2人は、感嘆の息を漏らしていた。
サクラ「私も…できるかな?」
小狼「!姫は俺が守りますので!」頭を振る
サクラ「でも…いない時には、私も…やらないとダメだし…
それに…皆の、力になりたいの」
黒鋼「力になれる形でも向き不向きはある。
お前は戦いに慣れてねえ、今無理に覚えても小手先だけで終わる。
適材適所って奴だ、気にせず甘えとけ」
サクラ「…あ…ありがとうございます!」
ファイ「俺も守るから、安心して?^^」
モコナ「モコナもー!」
ファイ「それに…サクラちゃんは俺達のサポートっていう力になってくれてるよ?
戦闘面ではないけれど、大事な所だから…
そんなに気負わないようにね?^^」にへら
サクラ「はい!^^」
小狼「済みません、姫。悩ませていたことに気付けなくて」
サクラ「ううん。←頭を振る
そう言ってくれたこと…とても、嬉しかった…
ありがとう、小狼君^^//」
小狼「姫…//」
サクラ「…//」
互いに見つめ合い、2人きりの世界へと入り込んでいた…
ファイ「ヒューヒュー」
黒鋼「口笛になってねえぞ…;←しかめっ面
それはそうと…誰が編み出したんだ?」
ファイ「ん?ケイトちゃん!」
黒鋼「やっぱりか…」
ファイ「え?」
黒鋼「いや…隙だらけに見えて、全然隙が無かった…
やれば必ず、(動きの)間を抜かれて(透されて)首を取られる」
ファイ「ケイトちゃんはそんなことしないよー?」
黒鋼「もののたとえだ!・・(かっ!)
あいつは…かなり出来る」黒にやっ!うずっ!
ファイ「うわー、黒りん悪い顔ー♪」
黒鋼「うるせえ!
一回勝負してみてえな…」うずうず←領主邸を見て拳をボキボキ鳴らす
ファイ「…悪いんだけれど…ケイトちゃん、妊婦だよ?」
黒鋼「なにぃ!?」振り返る
ファイ「あ、でも確か…修業空間って所で妊婦前のケイトちゃんと戦えるらしいよ?」
黒鋼「ちょっといってくる!」ずかずか
ファイ「いってらっしゃーい^^♪」
モコナ「モコナもついていこうか?」ハグッ!←黒鋼へ飛び付く
黒鋼「来んな!」がるる!
黒鋼が帰ってくるまで、スカイリングを楽しむことになった…