第69章 文明開化
何でも…土地も全部ケイトちゃんが作ったんだって、神の力で。
あ、でも木とか水は精霊の森から伐らなきゃならないものとか、諸事情で無くさないとダメなものを、この土地へ移動させたんだって。←1354ページ参照
木々も水も全て精霊の森にあったもので、清らかで神聖なものらしいよ」
黒鋼「ほお…確かに言われてみたら、澄んでるな。
空気が」
小狼「まるで森の中にいるみたいに涼しいですね」
サクラ「はい…心地いいです」うっとり瞑目
モコナ「モコナもここ気に入っちゃった!」ぴょんっ!
黒鋼「で…ホントに羽はこの世界にあるんだな?」黒覗き込み睨視
モコナ「うん!あるよ!
今はまだちょっと遠いけれど」
小狼「行ってみますか?」
黒鋼「やめといた方がいいだろう」
モコナ「?何で?」
黒鋼「あいつは待っていても直に来るって言ったんだ。←2611,2612ページ参照
神だかなんだか知らねえが…
嘘は言ってない目だった」
ファイ「なるほど…
そうだね。あの人、ちゃんと見えてるっぽかったし」
小狼「?何がですか?」
ファイ「ふふっ^^
未来…」天を見上げる
『凄い!』
黒鋼「あの魔女と繋がってんじゃねえのかと最初は思ったが…←知っている様子から実は訝しんでいた(2609,2610ページ参照)
あいつは隠し事が出来ないタイプだ。
もし隠せたとしても…それは、話さないだけなんじゃねえのか?
それ以外で問われて嘘付こうとすると音程がぐちゃぐちゃになってたし動きも不審感丸出しで見るからにバレバレになってただろ」
ファイ「うん…^^(くす)
多分、俺達に降りかかる対価を心配してくれていたんだと思うよ」微笑
黒鋼「やっぱりそうか…あんにゃろお」ちっ
小狼「…つまり…それまでに休んで、鋭気を養っておけと?」
ファイ「うんうん、だから俺達宛てにスカイリングの教習所チケットが来たんだと思うよ?
今は羽を気にせずに休んで、きたるべき時に備えろ、ってね^^」にこっ!
黒鋼「異空間建築とかもすげえがな…」
サクラ「はい!中にはいると別空間らしくて、凄かったです!」キラキラ
小狼「俺もそう思います。
ただ…」
『?』
モコナ「どうしたのー?」
小狼「いえ…異空間同士が繋がらないのは何故なのか、気になって」