第69章 文明開化
シン母「ちょうどいいから、心身的な疲れも癒してもらったら?
私もそうしてるもの、タダだし」
シン父「え!!!
そんなんあんなら教えてくれたっていいだろ?;」
シン母「何言ってんのよ!
会社でも既にすすめられてたんでしょ?」
シン父「し、仕方ないだろ?半信半疑だったんだよ;」
シン母「ふっ。
安心して。
ちゃんと無料で受けられるものは全て纏めてもらってあるの!
リストアップしたものも印刷してもらったし、それを巡っていけばかなりの大黒字よ!」メラメラ
シン「燃えてる…;」たじっ
シン父「みさえらしいな…;」
シン母『の目』「タダだしタダだしタダだしタダだしタダだし」
シン「おケチ怪獣、ミサゴン」じと目&眉を二度上げつつ言う
シン父「こ、こらっ!;」真っ青
ごんごんごぉんっ!!!!←げんこつ!!
シン「ピクッピクッ);」←痙攣&突っ伏し中
シン父「がたがた)…‥あ…;
で、お腹の子の名前、決まったのか?」たらたら←話を逸らそうと必死
シン母「ううん、まだ…
それより、家事の方が心配なのよねえ;
私がいない間、大丈夫?」
シン父「勿論大丈夫さ!
家事代行サービスがあるからな。←2885ページ参照
お前はしっかり、元気に、出産して、帰ってくることだけを考えて、専念するんだぞ」←両肩の上に両手を置き、真っ直ぐに目を向け微笑みかける
シン母「あなた…」
シン父「お前…」
シン母「あなた…」
シン父「お前…」
シン母「あなた!」
シン父「おまえ!」
ひしぃっ!!
シン「……;」
プールエリアだというのに白昼堂々とする両親に、若干居心地の悪さを感じたという…
その後…
水遊びエリアで、窒息しないよう見回る仕事の休憩中のお姉さんを見つけ、共に悠々と遊んだという…
互いにいい息抜きだったと思っているようで、とても楽しそうに見えた。
これは余談だが…
治療場でも他と同様に、最低価格で治療が行われている。
無償で行われる健康診断で病気が見つかれば即座に緊急入院←2933ページ参照
外よりも確実無比に治せ、予後も良好なことが最も多い為、重宝されている。
健康診断目的で神国へ来る人も実はかなりいる。
痴呆でも精神病でも難病でも欠損でも何でも短期間(最高1週間)で寛解までは確実に治るので万能と言われている。
が…