第68章 騒動
ケイト「神になって起こせるぐらいまで回復したみたいだから」
マヤ「それならちゃんと2人で話し合ってからにしな。
私でさえ嫌だったんだからね」←3124ページ参照
ケイト「そっか、わかった!
確かに勝手に決められたり話進められたらやだもんね」
後に、ケイトの言う話を纏めた所によると…
アイズの魔法の中にアイズの母、アリアがいる。←375ページ参照
魔法から『しか』察知できない。身体には宿っていない。←1041ページ参照
すなわち魔法の中に眠っている。
半身同士になれば子を作れる。
そして…親である精霊は、死んだ後…子が受け継ぐ魔法に宿る。
魔法の中に眠った状態となる。その顛末を知った上で子を産む。
蘇るまで魔力を少しずつもらっていって、ある一定の量を過ぎたら蘇生されるんだ。
精霊自体『神の分身』=不老不死、全知全能だからね。
英雄譚では最強の英雄アルバート、アイズの父が己の命と引き替えに片目を潰して黒竜をこの地(大陸)から退けた。
その際、アリアも共に死んだ。
だが…アリアは最期の力を振り絞ってアイズを遠き先の時代へ送り避難させ、その最中で時代を超えたアイズの中に、魔法に宿った。
全てが繋がった…
遅過ぎるぐらいだが…うん、ようやくわかった。
ケイト「エアリエルじゃなくて、エアリアルって名前となってる世界もあるみたいだけどね。
アイズの魔法。
で…話、戻すけれどもさ…
神様ね、こうも言ってたんだ。
あなたはあなたの課題に集中しろって。
つまり…こっちは任せろってことだ。信頼しているから頑張れって言ってくれた!
だから…私も、任せろって言ってやる!2番目の子に私が言った時のように…安心して任せろって!
示して、安心して笑ってられるぐらい、神から母を介して与えられた『顯』の字に負けないように出せるようになる!
『顯(あき)』を、私の人生の課題として掲げる!!」←プロフィール、ホームページ先画像参照
フィン「ケイト、水を差すようで悪いけれど…
『勧善懲悪に徹し、明らかにする』という意味合いも含まれているようだよ?
それだけじゃなく、神曰く「君が『高貴な人』だから与えた」そうだが」
ケイト「なるほど、わかった!
ありがとう、フィン^^//」チュッ←頬にキスする
フィン「…//どう致しまして^^//」くすり