第68章 騒動
フィン&マヤ『はっはっはっはっはっ^^』
気付けば互いの嫁、夫について談笑し合っていた。
困りもんだという話から、些細な近況の話についてまで
更には変な所で肩肘を張ったり、意地を張ったり、決して人に弱音を吐いたり甘えないこと
己の中に渦巻く殺意や破壊衝動という感情を押し殺し、大丈夫だと安心させようと、前面に出すのは楽しみ喜ぶ感情のみにしてはしゃいだり笑う『悪い癖』に始まり
人前では見せてはいけないものとして弱みを決して見せず強がったり、そのくせ2人きりになるとそれはもうベッタベタに甘えまくってくる所も、本音は見せることは出来ても弱音も見せるのは僕、マヤだけだとか…
非常に似通っていたからこそか、通じる所が非常に多くあり、すっかり話し込んでしまっていた。
ケイト「…ねえ…じっちゃ」
精霊王「…なんじゃ?」
ケイト「…私達ってさ…似たタイプを好きになる運命なのかな?」
精霊王「知らんわ…;」
ケイト&精霊王『はあっ…』嘆息
テロップ『こっちもこっちで肩身の狭い思いをしていた!』
ケイト「まるで管理されている気分…」
精霊王「ポンッ)←左肩に右手を置く
まあ…割り切れ。
管理と言っても、支配ではない。ちゃんと見てくれている、聞いてもくれる、愛情があるが故のものじゃからな。
それに…どう在っても譲れん道で、誰も彼をも敵に回すような道に進むことになったとしても…文句を言いながらも寄り添い、付き合ってくれるじゃろうからな」
ケイト「ははっ…そこは言えてる。
絶対…誰も彼もの手を振り払ってでも走ってった所で…
絶対(ふっ)
一人になんか、させちゃくれないんだからさ…^^//」
精霊王「うむうむ^^//(二度頷く)
お互い…良縁に恵まれたのお」
ケイト「…うん」微笑
そう微笑み合う中…一つ、呟いた。
ケイト「…ただ…」
精霊王「うむ…」
ケイト&精霊王『口やかましいけどね&な』
テロップ『お互い様』
ケイト「ズキンッ!)←あの言葉とやり取りを思い出した、3114ページ参照
私…手抜きしてる?(涙ぐすん)
サボってる?;」ぐすぐす
フィン「ぎょっ!!)・・;
違う違う!;(頭を振る)
君はサボったことなんて一度もないだろう!?熱心だし人を人以上に気遣ってばかりだし!」あせあせ
テロップ『総じて責任感が強い』