第67章 躍進
それから後…チェス三昧となったのは仕方のないこと、なのだろうか?
ルパン「変なとこで古くさいって言うかアーティファクトだよなあ、所々に混じってら」
次元「さっきも言ったが考えてだろ?
お前とは正反対だ」
ルパン「だから悪かったって;」
次元「一手で形勢逆転の上に詰みなんざするからだろうが!」
ルパン「だぁから悪かったって!手伝ってんだろ!?;」合掌
互いに手分けして二面打ちをする中、助けを求める目でルパンが五ェ門を見るも…
五ェ門「拙者はやらん」
ルパン「ケチィー!;」いー!
五ェ門は五ェ門で、御飯の時間まで『瞑想』という修業をしていた。
盤面でも自然のそれを映すものもあり、長時間より深く瞑想できること、その精度と時間の長さに伴い、ランキングが付けられていく。
ちなみに言うと五ェ門は断トツの1位。
不二子「騒がしいわね…←通信がたまたま繋がっていて聞こえてきていた
まあ、4LDKを独り占めっていうのも悪くはないわね。
風呂も泡風呂から何から何まで至れり尽くせりだし」伸び
ちゃっかり会話を全部聞いていた不二子は、泡風呂の中で気持ちよさそうに伸びをし、そのまま少し小休止とばかりに昼寝をしていた。
その頃、ケイト達はというと…例の件について打ち明けていた。
フィン「その記憶への対処がなされたのも、つい最近だからね…」
アルテミス「難儀なものだな…;」
ロキ「全く無責任なやっちゃで;」
ケイト「今幸せだから、ようやくだから。
それでいい」すりっ←フィンにしがみついたまま擦り寄る
アル&ディ『好き』すりっ←ケイトに擦り寄る
フィン「ははっ^^
そうだね…
本当に………本当に、長かった」
ケイト「うん…
捕まらないように外面も上辺もうまいもん。
父親もそういう…いや、タイプは違うだろうけれど…
兎にも角にも、『外面は一切見るな、内面だけを見ろ』って追記しておかないと」←3079ページ参照
フィン「責任を取ることもね?^^;」
ケイト「勿論!
でもスカイボード、解毒作用もあったんだね…」
フィン「君が付け加えたんだろう…;←1357ページ参照
緊急用のバリアも、乗った時と同じく発動することで守られるようにと考えて君がしただろう?;」
ケイト「あー…忘れてた;」
フィン「忘れ過ぎだ;」
ロキ「いつものことや」