第67章 躍進
次元「おめえはいっつもそうだ!←胸ぐら掴む
美味しいとこばっか持ってきやがって!!」
ルパン「勝ったんだからいーじゃねえの!」
次元「よくねえ!俺の手で勝たなきゃ意味ねえんだよ!」
五ェ門「騒々しい…」腕組
そう腕組みしたまま、騒がしい現状に向けてか嘆息を零した。
五ェ門「なるほど…
結果に結び付く努力で無ければカウントされないか。
そうなれば、物議を醸す…
あり大抵に言えば、裁判沙汰として取り扱い、世間直々に刑に処すという訳か」
会議の紙、要約書類を手にし、五ェ門は騒がしく喧嘩する二人をよそに呟いていた。
しかし…その印刷の音により、喧嘩していた2人が注目した。
かたかたかたかたビー
かたかたかたかたビー
かたかたかたチーン
A4縦上下三分割、横左右四分割
左から横へ入力毎に、かた
下に移動する毎に、ビー
入力が終わり紙が排出され、チーン
ルパン「タイプライターか!!;
変なとこでローテクだなおい!懐かしいぜ!」
次元「懐かしんでる場合か!;
それより見ろ!再戦希望だと!他にも対戦みてた奴がぞっくぞくときてんだ、どうしてくれるんだルパン!」
ルパン「しーらね、しーらね!」背を向け走る
次元「ルパああああン!!」背に追いすがる
ルパンルパーン♪←CM風
4LDKを縦横無尽に走り回る2人。
それとは対照的に…和室のような部屋にて一息ついていた。
次元「おい五ェ門!ルパン捕まえんの手伝え!」
五ェ門「古き善きかな(しみじみ)
ずー←茶をすする
ふう」
次元「人心地ついてる場合か!;」
ルパン「しかしよお、なんだって印刷音がこれなんだ?
自動入力なのによお。紙も神気から無償で生成されてんのに」
次元「そりゃあ、古きを馬鹿にしてねえって意味だろ。
他にも古い世代にも馴染みやすくもする為なんじゃねえの?
ここの領主様はわかってるねえ」にやっ
ルパン「チェスもやたら古いもんなあ」
五ェ門「古きがなければ、今は生まれん。
古いものがあってこそ、発展した今がある。
蔑ろにしてよい理由にはなりえん。
そう考えてのことだろう」
ルパン「いつものことだが…奥が深過ぎるぜ」苦笑
次元「で?手伝ってくれるんだろうな、チェス」
ルパン「…………(たらたら)
どー逃げよーかなあ?^^」うっしっし
次元「声に出てんぞ声に!」