第67章 躍進
ケイト「…ごめんなさい;」
リヴェリア「まあ…お前のことだ。
問題が問題だけに、大事となるのも嫌だったのだろう。
黙ってはいられないものが数多く立ち上がるだろうし、抹殺をもくろむ輩まで無尽蔵に増え兼ねない。
一番抹殺に走りそうなものはお前のすぐ隣にいるしな」
ケイト「?」フィン見やる
フィン「どういう意味だい?^^」にっこり←リヴェリア凝視
リヴェリア「さあ?どういうことだろうな?^^」にっこり←フィン凝視
テロップ&ケイト『(笑みが黒い!!;)』真っ青
ケイト「えっと…地獄落ちさせない為に、一番有用なのは…
・人権あるなし、他者との違いで差別しない
差別されるそれを学ぶ、大事にする大事さを学ぶ。
・自らの行動の責を負え
自由をはき違えて何でもしたいだけした後、したことの責任を一切合切取らずに当然と思うな。
ぐらいでいいかな?」
「「異議なし!」」
未だバチバチと火花を散らし睨視し続け合うまま共に叫んだ。
その後…結界を解き、アルとディのもとへ帰ってきた。
無論その頃には当番であるロキとアルテミスもおり一悶着あった訳だが今回は省く。
何でもロキとアルテミスが来た直後、気になることが出来たからとアルとディを預けて僕のもとへ聞きに来たそうだ…
赤の極地が気になったからと言ってそうするのも…いや、まあ…ちゃんと後で責任は取るのだろうから、よしとしよう…
ロキ「バツとして共に居てもらうで!」
アルテミス「ずるいわロキ、私も!」
ケイト「うわあああん;フィンんんんんん;;」
フィン「取るつもり…なんだよね?;」たらーり
アル&ディ『きゃーう!^^//』きゃっきゃっ
2人にしがみ付かれたまま手をしきりに僕へ伸ばす様を見て、僕は冷や汗を流し、アルとディははしゃいでいた。
ケイトの姿を見れて安心したのだろう…
来るまでギャン泣きしていたそうなので、まあ…労力を考えるとやむなしなのかもしれない;
騒がしい昼を過ごしていた…
その頃…
五ェ門「…
「働くのは1日8時間まで!!
今日は休みの日だから、ちゃんと休んでね?」
護衛を断られてしまった;
働く時間帯にしても…いつの時間帯が危ないか、しっかり綿密に照らし合わせておかねば」
ルパン「殺される覚悟もねえ奴が、命をどうこうするなんざ…馬鹿らしいとは思わねえか?」