第67章 躍進
赤の極地、ギガンティック・エクスプロージョン
最も分散しやすく、火力が高い為、それを極め、「体外へ力を出すことによる防御」を捨てたバーサク(狂戦士)状態。体内のみに力の全てを押しとどめた上で解放することで、体が爆発四散するレベルの量と密度が体内で荒れ狂う状態とし、魂の意志で強制的に爆発四散分も余剰分として自己強化に回した。
触れればその瞬間に対象を問答無用で爆発四散させる「圧倒的な爆発力」を誇る。
お馴染みガレスとオッタルが各々考案し編み出した技術。
一撃必殺であり、体内で増幅し合っている為、同じく無尽蔵に何発も撃てる。
一発でも食らえば終わり。
互いに気力と体力を消耗し合い、ばてた時ぐらいしか休戦はない。
そう…戦うことになれば、まともな結果にはならない。
少なくとも…負ければ、その時には……異常な痛みと苦しみに苛まれることとなるのは明白。
僕が外に出そうとした瞬間…ガレスの猛攻は始まりを告げる。
どこからどう見ても我を忘れている、というよりは…
戦闘意欲に燃え滾っている。飲まれている。
熱き戦いを求めるものとしては、やはり…『血が沸き肉が躍る』以上の戦いがしたいのだろう;
以前も言っていたことだし…;←956ページ参照
その後、爆発四散する拳と腕を再生しながらも全力で殴り合うことになっていた。
ケイト「くっ!全力開放おおおお!!!!」ぼぉっ!!!!←体外の部分を狭めつつ十二指腸のようにひだ状にして表面積を増やし体外からの吸収力を増やす
ガレス「どっちがくたばるのが先か…勝負じゃああああああ!!!」
ケイト「負けるかああああああ!!!」
足元の地面が割れ、双方共に熱く、ぶつかり合っていた。
(片や(ケイト)死に物狂い、もう一方は猛り狂い楽しんでいたが…;)
それから数十分が経った頃…どちらもばててようやく長かった死闘は終焉を迎えた。
ケイト「生き残った…生き残ったよお;フィンんんんん;;」仰向け&涙目
フィン「…お疲れ様^^;」
ガレス「がっはっはっはっ!
楽しかったぞ!ケイトよ^^」ルンルン
フィン「…;
ガレス…ケイトは妊婦なんだからお手柔らかに
ガレス「それよりフィン!お主のは青の極地の技だったな?」
フィン「あ、ああ…それが何か?^^;
(何故だろうか…非常に嫌な予感がする…;」たらたら←冷や汗全開