第67章 躍進
青の極地、スタント・ゼロ
最も薄く、入り込ませやすい為、それを極め、対象に滑り込ませ、強制的に全ての事象の無効化。強制的な絶とも呼ばれ、細か過ぎる為、全てを防ぐのは不可能なレベル。分子や原子よりも遥かに小さいので侵入を防ぐ術無し。
お馴染みフィンが考案し編み出した技術。←1819ページ参照
緑の極地、グラン・バースト
体外のを強化し、強化された外のが内のを強化し、再び強化された内のが外のを強化しの無限ループで共鳴し合い、増幅し合い、爆発的に高め合い、凄まじい自他強化となり、他に類を見ない凄まじい破壊力貫通力防御力再生力を誇る。
お馴染みケイトの編み出した技術。←1818ページ参照
グラン・バーストは【龍人化(ドラゴニュート)(739,1387ページ参照)】の先に位置する技でもある(1914ページ記述)。
極地同士に至れば、互いに相性も関係なしに互角に渡り合える。
極地同士は、お互い一撃でも貰ったら終わりレベルの戦いとなるので注意が必要。
余波により星は愚か世界の存在すら巻き添えで消されかねないので、結界が必要不可欠となる。
龍人化が常時発動となった(1099ページ参照)ことで得た成長速度増強(934,935ページ参照)は制御も完璧になったことで影響もなくなっている。
今お腹にいるウルは、アルやディの時とは違って、ちゃんと8か月かけて育てていくつもりだ。
ちなみに、0学年(妊婦)になるのは各種族において安定期に入ってからだ。
赤子を育てる上において最適な環境を整える道具も込みで、落ち着けるように、母も共に安心して眠れるようにという効果も付属されているもの、産んだ後に必要となる色んなものが無料で、各家庭につき必要分提供される。←2847ページ参照
ケイト「赤の極地ってどんなの?」
ガレス「む?何故わしに聞く」
ケイト「だって赤じゃない」←1130ページ参照
ガレス「ふむ…
(にや)←一計を案じた顔
では、見せてやろう。
わしの神の力、赤の極地というものを!!!」
ケイト「おお!!」キラキラ
フィン「あ…;」←先が読めた
巻き込まれる前に距離を取って、結界でケイトとガレスを囲っておくかな。
あ、勿論ウルに影響が一切出ないようにしてと。
そう僕が考えながら動いている最中、ガレスが力を爆発させ、それを体内のみに押しとどめた。