第67章 躍進
赤は基本大雑把で、合わない存在への攻撃性が高く、情に厚く単純、一度決めたらとことんまでやる一本気な人、気性が荒い人、熱い人に多い直感型。
所謂熱血漢。
緑は平和主義で争いが苦手、周囲に配慮し過ぎて身動き出来ずに優柔不断になる人、心に寄り添うことや力になることに着目して動く人が多い心情型。
所謂サポート系。
青は冷静で直感も鋭く、視野も広く持ち、分析や判断を下せる人が多く、思慮深く、世話好きな人、お堅い部類の人間、特に真面目な人に多い理論型。
所謂頭脳派?
性格でも見分けることが出来る為、非常に重宝されることになる。
が、クールや内向的ながら強い熱意を心に宿した『隠れ熱血漢』もある為、よくよく分析しなければいけないので注意が必要。
結局の所…私は青緑だった。
緑だと思っていたのだが、より細かく分析された。←1130ページ参照
それによると…
思慮深く冷静で、一歩下がって物事を見る性格。
あまり自分の感情を表現しない、控え目で穏やかに周囲を見守るタイプ。
しかし自分の興味のない物には見向きもしないクールな一面もあり
自分にとって大切なものとそうではないもの、仕事とプライベート等をきっちり線引きします。
また繊細で傷付きやすく、些細なことで落ち込んでしまうことも。
ケイト「…合ってる;特に最後の一文;」
結果として、伸ばすべき部分と、そうでない部分が明白になり線引きされた。
魂の色に重なる部分を第一系列、近い所を第二系列と呼ぶことにした。
第一系列は伸びやすく、第二系列は第一系列よりは伸びにくい。
3原色の単色であればあるほどそちらに秀でており、他に類を見ないほど強くなれる。
それは防衛隊での修業においても証明され、論文に追記として付け加えられた。
それらに伴い、一気に躍進していくこととなるのだが…それはまた後の話。
赤:力押しに最も向いており火力は随一を誇る、他に合わせることや体外からの吸収に最も不向き、最も分散しやすい
自己強化>他の強化
短期決戦向き
緑:力押しに最も不向き、他に合わせることや体外からの吸収に最も向いており、最も濃密で最も分散しにくい
自己強化<他の強化
持久型
青:速度押しと第六感や他の体内の流れの感知で次の動きの予測と早期対処に最も秀でている、密度が最も薄い
自己強化=他の強化
中間型