第11章 雪と真相
ケイト「ルール決めてないよ!?;」
ティオナ「うーん、別に楽しんだもの勝ちでいいんじゃない?」
ティオネ「当たったら死亡。当てたら団長と一献」にやにや&ぶつぶつ
ティオナ「ティオネ怖い」
黒い笑みを浮かべるティオネに若干引くばかりだった。
そうして雪合戦は開始した。
咄嗟に木の陰に身を潜めようとする中、そんな間がないことがわかった。
流石はLv.6!えげつない速度!!;
でもレフィーヤはちょっともたついてる;
Lv.4になれるけどまだあえてランクアップせずにいるんだっけ?
確か魔力の数値を上げる為だったかな?
って考えてる場合じゃなーい!!;
ティオネ「ええいちょこまかと!!」
ティオナ「ティオネ、出てるよ!素が!;」
ロキ「おーい。うちも混ぜてー!」たったかたー
ティオネ「邪魔すんなああ!!!」
べしゃ!!!
ケイト「ティオネストップ!;一時中断!!;
大丈夫?ロキ?;」
ロキ「もちのろんや!(キラン)
ぴんぴんしとるで!」すくっ!
そう言いながら素早く立ち上がった。
ロキ「それとなあ、ケイト…街の奴等やそれが要因の過去は無視し。
対話しようともせんで決めつけてかかる奴等に囲まれとったら、そら決め付けざるを得んわ!
それよりもほら、楽しいことしよな!^^♪」
ケイト「う…うん?」
アイズ「ロキ」じろっ←責めるような眼
ロキ「わかっとる。
ケイト…お前にとってはな、確かにそういう人達ばかりやったやろ。
何年も何年も、ずっとそういう人達しかおらんかったのは知っとる。
でもな…人間って言ってもひとくくりには出来ん。育ての家族みたいな人やっておる。
それでも…あいつらの方が多くてずっと苦しんできたやろ。
それで…人と向き合うだけで苦しい悲鳴上げてるの、うちは知っとる。
そやから敢えて言うわ。苦しいんなら、楽しいこと一緒にして楽しもな。
いい想い出たくさん作って、苦手意識に負けない力にしい。
すまんな…うちからはそれぐらいしか言われへん;」苦笑&なでなで
ケイト「…ロキ。ううん、十分だよ」
ぎゅうっ←ロキがケイトを抱き締める
その時、見透かすような眼と共に呟かれた。
ロキ「痛いなあ…辛いなあ……」
そしてそれは…私の心の代弁だった。