第67章 躍進
フィン「ケイト…」
ケイト「すーすー^^//」むにゃむにゃ
フィン「……//(可愛過ぎか!!)←内心悶絶中
起きてくれないと困るんだが…//」←未だキスされたままだが強引にしゃべる
ケイト「むにゅ…?」ぱちくり←薄目開き
やっと唇が解放された、か…
フィン「起きたかい?愛しい僕だけのお姫様//」キラキラ微笑
テロップ『悪ノリ!!?』
きらめいたオーラと共に、ケイトへ微笑みかけて起こそうとした。
ケイト「……(ぼー)
……(ごしごし)
…王子様?//」
半分体を起こしながら座り、それを手で支えると…ぽつりと言葉が返ってきた。
フィン「ああ…君だけの、ね?^^//」
ケイト「私を夢の世界に連れてって~!//」ハグ!←飛び付き押し倒す
フィン「ぎょっ!)!!?;
そうじゃないだろう!?;
ケイト「おやすみ~」
フィン「待ってくれ!僕を置いて夢の世界に旅立つな!!;」
ケイト「す~」安堵したように微笑む
フィン「ケイト!!起きてくれケイト!!!;」ゆさゆさ
また生殺しは勘弁!!!
そう必死だった。必死に起こした。
最終的に…
フィン(こうなったら…これしかない!!(ばっ!!))←構え
くすぐりの刑で叩き起こした。
ケイト「やめてそこ弱いいいいい!!!;」じたばた
フィン「起きなければもっとやる!!」
ケイト「いじわるうう!!;」
フィン「君と僕の仲だろう!!?
起きなければもっと激しいことでも
ケイト「わかった起きる!起きるからあああ!!;」
フィン「何年の付き合いだと思っているのだろうか…」
テロップ&ケイト『5000年以上』
一度寝入ると、僕の傍ではなお熟睡するから余計困り者だ…
まあ…嬉しくもあるのだけれどね?//
信頼されているからこそなのだろうし…
うん、一応そこの所への理解もあるから…
ケイト「まだ眠いよ~;」うと
フィン「……くすぐりの刑と愛撫の刑、どちらがいい?」右手ワキワキ
ケイト「起きます!」シャキッ!!←背筋伸ばし気を付け
テロップ『どちらも徹底的にされるので起きなければ地獄なのは定番…
だが、それはケイトとフィンの間でしかわからない!;』
朝御飯を共に作る最中、僕は昨晩の不思議な体験について打ち明けた。
両親と再会したこと、最期の言葉、夢のことも含めて…