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Unlimited【ダンまち】

第67章 躍進





そう…罪滅ぼし等ではない…


ただ…両親に応えたかった…←1020,1046,1986,1999ページ参照
生前の内に出来なかった孝行がしたかった…

それだけなんだ……



もう大丈夫だと…両親に証明しようと、奮起させられた。

二児の父としても…夫としても…



その後…久しぶりに、昔の夢を見た。


ケイト『大切なのは名前じゃない。どう在ろうとするか、その心だよ!

だから一々そういうの気にしなくていい。
寧ろ気にすんな!自分の信じた道でしょ!?

間違った時は殴ってでも止めるから、ガンガン頑張ってね!
すぐ横でいつでも全力応援してるよ!!b』ぐっ!←左拳ごと差し出し親指を向ける

あの時言ってくれた(633ページ参照)ように、君は…僕を叩いてくれた。←3020ページ参照


フィン『君は今も昔も変わらない…馬鹿のままだ…^^』

夢の中のケイトに歩み寄り、抱き締め、呟いた。

笑いながら、瞑目したまま…涙がぼろぼろと零れ落ちていった。



ケイト…いつも、僕の存在が勇気を与えてくれると言ってくれたね?

それは、僕の方なんだ…
いつも…勇気をくれて、与えてくれて、本当にありがとう。


君に出会えたから、出会えたことこそが…何よりの宝物だ。

両親と会って…話したからこそ……強くそう思うよ。
もう二度と…僕の『光』を、絶やしたくはないと……



気付いてないだろうが…君は、いい方向に人を変えている。

外面を見ず、それ以外をきちんと見て、真摯に向き合う。
だからこそ…僕は救われたのだと思う。


愛してやまないのだと。



6月26日(冒険者94日目)

早朝…僕は枕を濡らしていた…

夢の中だというのに、泣いていたようだ。


だが…不思議とすっきりとした気分だった。



この道の先を、行き着く果て(一族の復興)を見せる。たとえ望まれなくとも…

両親が示したこの道を…




強く抱き締めたまま…決意を新たに、窓の外を見据えた。


唇を奪われたままなのがカッコ付かないが…;

ちゅちゅちゅちゅぅ~

眠ったまま、未だ引っ付けたままの唇をついばむようにキスを続け、最後に吸い付いてくる寝相に…どうツッコんだものか…悩むばかりだった。


ケイト「す~す~^^//」にへへへへ

フィン(さて…どうしたものかな…^^//;)頭なでなで


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