第67章 躍進
アスフィ「私もそろそろ帰りますね。
随分長居させてもらって済みませんでした」お辞儀
ケイト「いやいやこっちこそ長いこと引き留めちゃって…そればかりか付き合ってもらってたし;」お辞儀
アスフィ「いえ…それを言うなら私もです。
本当に…ちゃんと折り合いがついたみたいでよかった」微笑
ケイト「…(瞠目)
…(ふっ)←微笑
ありがとう^^//」
アスフィ「いえ…礼を言うのはこちらの方です^^//」
ケイト「え?」きょとん
アスフィ「あなたのことを…根源を、深く知れて…あなたの口から教えてくれて、本当に嬉しかった//」微笑&嬉し涙目
嬉し涙だろうか…そう微笑むアスフィは、ただただ眩しく…愛しくてやまないものとして映った。
ケイト「…//
こっちこそ…聞いてくれたお陰で、かなり整理できたよ。
ありがとう//」
そう伝えた後…フィアナとノアールは…
フィアナ「では私も…」
ケイト「え!?でも今日はフィアナとノアールの日じゃ?」
フィアナ「ええ。
だからこそ、私の好きにさせてもらいます。
でないと…我慢させてしまうでしょう?
私の我慢は、あなたの幸せな姿で晴らされましたし…
好きなこともできましたから…//」ぽっ
ノアール「私も…フィアナ程ではないけれど、一緒にいれない時よりはかなり満足したわ。
ブランシェにも教えたいし…楽しみなのよ^^」
ケイト「そっか…わかった。3人共、本当にありがとう」お辞儀
フィアナ「いいえ。礼を言うのは私の方。
私の判断が間違っていなかったこと…よくわかったわ(微笑)
(あなたはINFJ、フィンはESTP…互いに惹かれ合っているのね」
去る3人を見送った後私は家に向かい、着いたとほぼ同時にフィンが帰ってきた。
ケイト「おかえり。フィン…
帰ってこなかったらどうしようかと思ったよ…」不安気に双眸見つめる
フィン「挙手)やあ。待たせたかな?」微笑
ケイト「うん…やっぱり、一緒に抱き締め合って寝たい」ぎゅっ
フィン「……ああ…僕もさ」ぎゅっ
目を細め微笑し抱き締めるフィン。
こうして…一日は過ぎてゆく。
月光が窓から差し込む中、変わらず抱き締め合ったまま…ベッドで共に横たわり眠りについた。
そしてそれはこれからも続いてゆく…
互いという――欠かせない『道標』と共に