第66章 穢れ
ケイト「なるほど…教えてくれてありがとう」微笑
フィアナ「したいことに整理はつきましたか?
あなたは…神になって何を求めますか?」
ケイト「私は……………
やばい、考えたことなかった…;
うーん……そうだなあ…
皆の為に、神々が頑張って、皆を結び付け合って、学びに辿り着けるよう頑張って下さっているから…
私は、神々が幸せになれるよう手伝いたい、頑張りたいです」微笑
フィアナ「!!」瞠目
ケイト「^^//」
フィアナ「ふふっ…ランプの天使みたい^^//」くすくす
ケイト「私が…そう在りたいんだ。
物事に正解はない。ただ違う道があるだけ。
人の数だけ、選ぶ道が違うだけ。
謝罪を求めるとか争うとかにとらわれるではなく、自分の持つ感覚の一面を見つめ直すきっかけをもらったと感謝すること。かな?
感謝や愛情を大切にすること、素直な心を持つこと、利己主義にならないこと、妬みや羨むことにとらわれないこと、一生懸命に努力すること、自然や精神に敬意を持つこと。
目に見えるものだけでなく、姿がそこになくても大切な何かがあり、常に守られ、助けてもらっていることを忘れずに。
これらが自然にできる人に、神様や主護霊様やご先祖様や精霊様やお地蔵様が加護を与えて下さっている。見守り、愛し、守って下さる。
だから…自分の都合で他人を縛らないこと、捻じ曲げないことが大事となる。
私が一番怖いのは…幸せになる姿を見届けられないこと、その妨害をしてしまうことだ。
本人が幸せなら、私はそれが一番いい。
たとえ生きていようが死んでいようが、それは些細なことだ。
目に見えなくなっても、感じられなくなっても、本人が幸せであることの方が私にとっては大事だ。
きっと死ぬ時は大泣きするだろう…それでも、無理に引き留めるのは、本人が望んでいないのにそうするのは、勝手なことだと思う。
だから、本人が望まないのならしない。出来る範囲ならまた別だけど…
幸せにできるのは、私とは限らない。
他の人の抱く、幸せへ至れるはずの運命を捻じ曲げてまで、我を通していいとは思わない。
幸せを抱くに至る道を、無にしていいとも思わない。
本人さえ幸せになれるのなら、たとえ嫌われようが何をされようが構わない。
怖いのはその想いすら、また、塗り潰されて無いものとなってしまうことだ!」