第66章 穢れ
フィン「そうか…生まれてくるのが楽しみだ」微笑
ケイト「うん…」微笑
フィン「あと8か月か」
ケイト「え?パルゥムの出産期間って、人間と同じ10か月じゃないの?」
フィン「ああ。
以前は君の神の力の影響で早まったのもあって明かしていなかったね。
僕達小人族は、ヒューマンで言う6歳で成長が止まるんだ。
だからヒューマンで言う10か月が、パルゥムでは8か月となる。
7か月でも2.7kgの子が生まれる。
ああ、でも性的な成長にかかる時間はヒューマンと同じだから気にしないでくれ」
ケイト「ああ…そういう、性的な成長。うん…出産、うん、わかった」ぐるぐる
フィン「今まで知らなかったのも不思議なものだね…;」困惑
アスフィ「7歳の頃、肛門で犯されましたし。オラリオに来るまで性的な知識もないまま実の父に」
ノアール「守れなくてごめんね;」しくしく
フィアナ「地獄に落とすのでお任せを…」メラメラ
フィン「あ、ああ…;任せたよ」引きつり笑い&たじっ
ケイト「よし、覚えた!」シャキーン!←左拳を握り胸の前で構え瞳を輝かせてる
フィアナ「あ、伝え損ねてましたが…3つのみでした。例の11(2776ページ参照)の内、消されずに済んだ世界の数は。
他の8つは何でも…彼の子孫が未来の末まで完全には貫け続かなかったとかで削除の対象となり
彼の魂がある世界から、元からない世界へケイトとフィンの魂のみ移動させてから、無事消され、均衡が保たれました。
全ての世界の浄化が完了しました。滅神の協力もあったお陰で。
そして…その3つの内の1つの世界が『ここ』です。
それに伴い、3つの元から彼の魂がない世界の存在によって、その弊害として…『科学文明が発達した大陸』、『魔法文明が発達した大陸』ができました」←2684ページ参照
ケイト「え!?;
ルパンとかクレしんにツバサが混じったのってそれで!?;」
ノアール「?彼の魂が元から存在しない方の世界が、こっちに?」
フィアナ「元からない3つのも消せないので、バランスを取る為にある方へ別大陸として併合させることとなったのです」
アスフィ「1つずつバランスよくですか?;」
フィアナ「ええ。
1つの世界に同じ魂が2つあってはダメなので、十二分に気を付けて。
決して存在が重ならないようバラバラに組み分けた結果です」