第66章 穢れ
フィアナ「人間なんてほぼほぼ自由です。
我関せずなのに人にはいいように動けと」
『……はあっ』嘆息
アスフィ「言ってみれば、休憩所ではないですか?この国は」
フィン「確かにそうだね…」顎に手を当てる
ケイト「もう少し優しくさあ…」ぐすん
ふるふる←皆が皆頭を振る
アスフィ「そんなのは物語にしか出てきません」
フィアナ「空想物です」
ケイト「あなた達は空想物ですか!?
魂ある人じゃないか!;」
フィン「よしよし(なでなで)←再びケイトの頭を撫でている
楽を求めるのが人なんだ。
君のように人が幸せであるようにと望む馬鹿はそういない」
ケイト「馬鹿ばっかりになってよおおおお!!」←魂の叫び
フィン「それだと学びがないだろう?^^;」
ケイト「ぐすっ…わかってるけれどおおお」ぼろぼろ
フィン「やれやれ…本質は何も変わってないね。
ろくでもない人ばかりが得を見て、それを目の当たりにしていても、辛い思いをさせるのならば最小限にしたいと願ってはやまず、その為に動いてしまう。
何も得がないのに、逆に損しかしないというのに…」
アスフィ「だからこそ…価値があるのです」
ノアール「人間とは…あくの強いものばかりだから」
フィアナ「精霊のような清らかな人からすれば、欲深い人間などあくの強いことこの上ないでしょう。
精霊の森の結界をもとに作られたことで清らかな人でなければ入れませんし、邪な人は入れない。←958ページ参照
そもそもが当初はあなたが生き延びる為、建国を皆から許されたわけですし…」←1378~1382ページ参照
ケイト「私は当初、伐採か移さないと死んじゃう木々や若木が可愛そうだったから土地を作ったんだけれども…;(たらたら)←1354,1365,1368,1369,1371,1372,2828ページ参照
でも今では…魔力が無くても神の力でなんとかできるようになったから、ちゃんと十字架の機能も問題なく使えてるよ?
『浄化されている魔力を食らって蓄え、周囲を生きられるほど浄化された環境とする』効果」←1382,1383,2175~2180,2183,2230ページ参照
アスフィ「まあいずれにせよ聖域なのだから邪を阻むのは当然のことかと」
ケイト「何とか納得のいく…う~ん;(腕組)
そうだ!
そこでしか楽しめないものを作る!」