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Unlimited【ダンまち】

第65章 新たな冒険





止めてくれる人…温もり…痛いと感じてくれる者の存在……

それを感じてか…
先程の言葉を、まるで思い出したかのようにぽつりと呟いた。


『馬鹿ッ!!;』涙
ぼかっ!!

ケイト『いった!!;
そっちが殴るのはいいの?!;』汗
『いいんです!;
いいことにして下さいっ;;

大好きなのに…こんなにも愛しているのに…馬鹿ッ!!!』瞑目←抱き締める力を強めながら滂沱の涙を流す

ケイト『っ…(つー)

ああ…
ごめん…(ぎゅう)←抱き締め返す

ごめんな;;アスフィ;』すり

『僕だけじゃない…そこは理解いただけたかな?』
ケイト『理解したよ…ありがとう……

ありがとう;;』

『解呪できましたか?あの時のように…』←2738ページ参照


ケイト『うん…ありがとう;;
また出たら…殴ってでも止めてくれ;;

私の闇が…どうしても……あいつを見る度に、赦せなくて、やるせなくて、怒るから…;;』

『何度でもしますよ』
『いくらでもどうぞ』
『受けて立つわ!』
『存分に感情のまま自由に出してくれ』
ケイト『そうするうううう;;;;;』

どれだけ我慢してきたのだろう…

抱き締めたままその場に泣き崩れるケイトを支えつつ
その背を、頭を、私達は交互に撫で続けるばかりでした。



『鋼の制止力>憎しみ(闇)』と表現しましょうか…(ぐすっ)



その頃、当の私達は…←ケイトの夢の中と意識は共有済み


フィン「そろそろ着くよ」

学舎につきそうになっており、未だ寝入ったままのケイトへ語り掛けた所だった。


ケイト「すうすう」

しかし…当のケイトは起きる気配もなく、涙を流しながらも安心したような…穏やかな笑みを浮かべていました。

なで
それにフィンは頭を撫で、頬を摺り寄せた。

同じく穏やかな笑みで…これからも守るよ、と。甘く囁きながら…


『ずるい・・』じと目&じいいいいい

フィン「僕が居なくなってからいくらでもできるだろう?^^;」
『それでもずるい!・・』

フィン「あはは…^^;

弱ったな…」苦笑


苦笑したのも束の間…

フィアナ「ケイトは弱音とか決して吐かないので私がついてないとダメなんです!
フィン「いいや、それは僕が常にしていることで
アスフィ「ストーカーじゃないですか!この変態!
フィン「そういう訳では
ノアール「逮捕です逮捕!」


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