第65章 新たな冒険

呪術は…善意の意図による白呪術と、邪悪な意図による黒呪術とに大別されている。

白呪術とは、黒呪術のような利己ではなく利他の為に行う。
黒呪術は白呪術とは相反し、利己の為に行う。害意を持って…


祈祷は代表的な呪術であり、神や精霊に祈りを捧げ、その力を持って様々な作用を世に起こそうとするものである。

白呪術では干ばつの際の雨乞いという天候、相手の幸せを呼び寄せようと祈りを捧げる神聖なもの。
ケイトは前々世、聖職者という役割で、白呪術師でもあった←822,1185,1576,2175ページ参照

聖職者を受け継いでから、戦に参戦させられ、島の国王にならされた←2738,2739ページ参照



人が人を呪うのは至極簡単なこと。

神気とは…己以外、他の幸せを願う心にこそ宿る←2067,2099,2656ページ参照
そして逆に…悪意を抱き災いが起こるよう願い憎むことにより邪気の呪いが発動し、人を呪わば穴二つという言葉通り、自らをも蝕む鎖となる。


そして相手を傷付ける為にした言動、この世でした全てが…あの世で裁かれる。

公平に、相手も己の背景も込みで…全てが……



結界が強まるのは、害意や悪意、邪悪な意志、邪気がない環境に他ならない。

そもそもがケイトの寿命、体に合う環境を想い、精霊王から許可されたことで作れたようなものだ。
伐採の許可、土地の一部の複製も込みで…←1783ページ参照


事実、ただの闇で死に掛けたこともある←1781ページ参照



『全員が全員、空中都市へ入れるわけでもない…

ただ…「一切の犯罪が罷り通らない世界一安全な場所」ということから、「エデン」、「理想郷（ユートピア）」と俗称で呼ばれている。

空気も、今まで訪れたどの場所よりも澄んでおり、
「清浄な地であり、邪なる存在の侵入を許さない」から…』←1647ページ参照


穢れに弱い←1377～1384ページ参照
ケイトの自らの闇との和解、結託←1385～1387ページ参照

邪気に弱い←1402ページ参照



だからこそ産み出された。
国も、領民も…

アスフィや、皆の協力もあって…←1362,1589ページ参照


勉強は、携帯でもゲーム形式での練習もできる←1603ページ参照

携帯は4種の神器（2078ページ参照）なので、神国民と呼ばれる全領民が持っている。