第65章 新たな冒険
AI「そこにいる家族を大事にする時間も作るべきだ。
いつまでもいるとは限らないからね?」
「おお!流石だぞ、アクション仮面!」
AI「家族の時間も、ちゃんと作るようにするんだよ?」
「はい!!」
AI「アクション仮面とのお約束だ」
「ほい!」敬礼
ちなみに、AIの外見は好きに変えられる。
カンタムロボも無論実装されたらしい。
これは余談だが…それぞれのゲームの進行の型や形式は無数に考案されているそうだ。
子供に飽きが来させない為、すぐに勉強を終わらせる為、勉強をさっさと捗らせて先に進ませる為、将来の仕事へ視点を向けて何を身に付けるべきかの優先順位を伝える為、
という一連の流れを加速させる為でもある。
「母ちゃん、父ちゃん、産んでくれて、ありがとござます」お辞儀
『えええええ!!!』
母「しんちゃん…」
父「いい子になって…」
ぐすっと涙目になっていた。
「おかえりんごはバナナジュース♪」
母「いってきますでしょ!
もおー;」
AIとの会話(スマホで繋がっている)
↓
AI「わかってて言ってるんだよ。
なんだかんだ言いながら、相手をしてくれるのが嬉しいのさ。
声には出さないけどね」
母「くすっ」
帰還後
母「甘えん坊めぇ~^^」くすくす←抱き締める
「べ、べつにあまえてなんかはいないぞ?」視線逸らし
母「お見通しだぞぉ、こいつめ~」すりすり
「う…//
たまにはいいかも」ぽつり
母「ん?なんか言った?」微笑
「なんにも!!//」
勉強中
「ににんがし~にしがはち~しくさぶろ~くしさぶろ~ごごにぃご~」
母「何か…」
父「ああ、人名みたいになってるな;」苦笑
写真が3Dなこともあり、母が妹に見せて教えた結果…
妹が特等部に入り、学舎で写真家としての勉強をすることとなった。
ちなみに学生寮暮らしは食事以外タダであり、しかも4LDKを独り占め
それもトイレも風呂もきちんと分かれていることとベランダ付きであることと隣室の音も全く聞こえてこないことがかなり高く評価されていた。
外国からの来訪に関してはパスポートも身分証も要らない。
結界が国に害がないものか選別してるから。
元居た国から戸籍を失うことに本人が後悔を一切残しておらず、領民となることが本心からの望みであれば受け入れるようになった。