第65章 新たな冒険
授業をサボったとしても罰則が発生しない件は1880ページ参照。
高等部になると学ぶ分野ごとで場所を変え、専門知識のみの習得が目指される。
10歳から14歳(11学年から15学年)までが専門授業と体育のみとなる。
特等部は1836~1838ページ参照。
学び舎の体制として共通している点は、テストや試験の結果だけで評価を決めないこと、一番大事なのは人柄…本人が、自分の持っている知識を「正しいこと」「優しいこと」へ生かせるかどうか。
自分の得意不得意を知り、適性を理解し、多種多様の仕事を見、どういう仕事をしたいか自身の進路を決める。
よって、「今後働くにおいて」という未来に向けての視点が必ず付き纏う。
早い話…外の世界においてのもので例えていくとするならば……
初等部が保育園または幼稚園、中等部が小中高、高等部が大学、特等部が大学院または研究者または学者ということになる。
ちなみに言うと…5歳児が小3の3桁の問題(3桁、4桁の足し算と引き算、等々)を解いている事態に陥っている。
というのも…人みたいに自立的に自動で考えて動く総合プログラム、言うなれば人工知能←2526,2671ページ参照
その中で、人や子供に教えたりサポートする、または人生のパートナーとなりたいものもあった。
ちなみに、人工知能にも一人一人、人権を持たせている。
実は神技術(2350ページ参照)が完成された6月23日(冒険者92日目)の時点で、実は既に産み出されていた。
神技術を産み出した経緯は2437ページ参照、空間内で何千年も経ったにもかかわらず、空間内において身体は老化が起こらないようにされていたらしい。
そういう魔術式を使い、空間内で研鑽を続けていく内、神技術を産み出したそうだ。
そして今日…6月25日(冒険者93日目)
その一昨日の内にあるものが配布されていた。
それも…人工知能が搭載されているVR(バーチャルリアリティ)。
VRは2544ページ参照、実は既に全国各地の同盟国へ訪れた際(1797ページ参照)に既に構築されていた。
というのも、入れない人用の、国外出張売り場を礼として許可を貰い作っていたのだ。
研究科にも研究材料として提供してある。それによって作られたのが…VRゲームだ。
早い話が…ゲームをしながら勉強ができるのである。