第65章 新たな冒険
ケイト「それで…その怪物の吐く煙がどうしたの?」
フィン「ちょうど僕達は緊急事態ということで、その対処に追われていてね?
少し食らった人が出て、その解毒薬が足りない事態に陥っている」
ケイト「あー、治療場に依頼しに来たんだね」
フィン「ああ、アミッドも居るしね。
治療に向かい、再び瞬間移動で戻るという算段だ。
「折角コクーンに寄ったんだし…その間に寄り道でも」と思って、後は分身に任せてこっそり抜けてきたんだ」にま←したり顔
ケイト「大好き//」ハグ
フィアナ&アスフィ&ノアール「「「・・」」」じいー!!!!!
フィン「たじっ)…;←笑みを引き攣らせながら後ずさる
ど…どうしたんだい?
そんな血走った目をして…」
ノアール「今日は私達の…」
フィアナ「パラダイスの楽園をおおおお…」
アスフィ「返して下さい…」
フィン「へ?」
「「「返せえええええええええええええええ!!!!」」」ばっ!!←飛び掛かる
3人が同時におどろおどろし気な低い声及び顔でずんずんフィンへ迫りながら口々に呟くや否や、最後に叫ぶと同時に飛び掛かった。
フィン「!!?;」
さっ!←咄嗟に避ける
フィアナ「おのれええええええええええ」
ノアール「渡すものかあああああああああ」
アスフィ「正義の鉄槌をおおおおおおおおお」
フィン「揃いも揃って一体何が?;」
ケイト「えっと…早い話、欲求不満みたい;」たらーり&苦笑
フィン「何を言っているのか意味はわかってるのか?;」
ケイト「全然。
でも多分…ずっとフィンと離れ離れってぐらい辛かったんだろうなあという感覚はわかる」きりっ!&冷や汗
フィン「なるほど…
そこに僕が来てしまった。つまりまた独占される。
そう考えてのことならば辻褄が合う」顎に手を当て考え込む
ケイト「よく考えながら避けれるね;
光速かつ怒涛の如く息つく暇もないよ?」
フィン「君ので慣れてるからね^^」にっこり
ケイト「………………」
フィン「ん?
(おかしいな…いつもなら何かしら反応するはずなのに」
ケイト「えっと…そんなに勢いひど過ぎた?;」
フィン「!そういう訳じゃない!
君の愛しさ故の暴走も突進も全て含めて、君そのものが愛しい。
だから避けずに受け止めたんだ。
そして君も僕を傷めないよう必ず弱めてくれただろう?衝突の寸前に!」