第64章 新たな指摘
ケイト「う~ん…負の念が無いなら、何を言ってもいいの?
過去に何々があったよ。今は知らないけれど。
とかの前置きを置いての議論とかなら?」
フィアナ「それならまだ『グレー』ですね。
内容にも寄りますが、地獄落ちか『地獄落ちと天国行きの中間』…つまり『地獄落ち予備軍』です。
いいですか?
過去にしたこと、言動があったとします。
当時に置かれた状況も切迫した環境も葛藤も知らず、こういう人だと決め付けられたり、そういう認識を周囲に持つよう促されたり、それで人間関係が構築し辛いようにされるのって…嫌じゃないんですか?
嫌じゃない人がいるなら見てみたいですね~♪」
ケイト「あ、私嫌じゃないよ(挙手)
本当に大事な人にわかっててもらえたなら、それが一番いいし^^
逆に…その噂を聞いても、ちゃんと話して…ちゃんと見て、その上で大事にしてくれてる。私のこと…想ってくれてる…
そんな皆だから…余計、大好きだから^^//
そもそも全員に分かってもらえる訳ないじゃん。感性とか価値観まで皆違うんだし」
フィアナ「ああ、げに愛しい///」うっとり&ぴとっ
ケイト「?フィアナ?」きょとん
アスフィ「……全然気付きませんね;」
ノアール「何で自分のいい行いや好感を抱かれる言動には鈍感なんだろう…;」
アスフィ「無意識にしてるんです;
ただ…私達が好きだからという可愛らしい理由で;」額押さえ&瞑目
ノアール「ケイトらしいわ…;
天然記念物;
人畜無害なケイトに対してあれほど執拗に言うのは無抵抗だったから?;」
アスフィ「でしょうね。
相手にとっては格好な、体のいいサンドバック代わりです」
フィアナ「おっほん!
話を戻しますが…
納得いかない点に関して議論したいとかならいざ知らず、環境も知らないまま悪人と決め付け、同じ共通認識を抱くことを旨にし、知り合った全員に言い話す行為。
が、地獄落ちに直結します。
まあ…十何年も続けている人達はどうなるんでしょうねえ~?♪」
ケイト「別に気にならんからどうでもいい。
そのお陰で…皆が大好きで仕方ないし^^//」にっこり←純度200万%&神々しい後光
フィアナ「ぐはあああああああああああああああっ!!!!!・・」
かっ!!!!
実況『フィアナを纏っていた闇(負の念)がセルの最期の如く消失!浄化に成功した!』