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Unlimited【ダンまち】

第64章 新たな指摘





ケイト「あ…
会話なしではなし得ないし、でも騙すことは昔から存在してたかも。前々世の私も騙されたことがあるし…」

フィアナ「と言うより、昔はそうした役割分担をしないと協力しないと生きていけなかったからです。

ただ優しさとは別。
今はそう役割分担がなくても働いていたら、何でも揃う環境だから、有難味がわからない人が多いのです。

年数も生存出来る環境が改善され縄文時代とは格段に生きられる環境。
種が絶える環境にないのもあります。


問題はそこに気付けるか…
あなたはとっくに気付けているのは、今までの乗り越えてきた経験によるものでしょう…」

ケイト「恵まれなかったし…;
些細なことでも感謝しちゃう癖が…;」

フィアナ「勧善懲悪を自らに戒めていますからね…
それを国民達にも法律として推進しつつ…

抗えないものがいつ降りかかろうとも守れるよう、互いを大事にすること。
勧善懲悪、情けは人の為ならずを実践すべし。とすべきでしょう」

ケイト「うん」

フィアナ「まずあなたは自分の課題です。
乗り越えない限り、延々付き纏う。

気にせず、振り回されないように、勇気を持って言動に移す。
傷付けるかもとか、嫌なことかもという恐れを取っ払うこと。

そこが急務です」

ケイト「わかった。

日々努力…自分から動き出さなきゃ何も始まらないし。
何とか…少しずつ慣れて、身に付けていってみせる」ぐっ!←左掌を真剣な表情で見つめながら言い、拳を握り締める

フィアナ「ええ(頷&微笑)

それよりも私が許せないのはあなたの姉の件です」ずいっ!
ケイト「!?;」

フィアナ「目の中に指を入れられた時、黒目だと失明していました。
白目の部分だから、まだこれだけで済んだのでしょう?

何故言わないのですか?」

ケイト「変に気を使わせるのも嫌だから、誰にも言っていないよ」冷や汗&苦笑

両掌を向けてどおどおと宥めるケイトに、少しは怒れと怒鳴られていました。


アスフィ「纏めると…

『冷静沈着に、落ち着いて。
周囲の言葉に飲まれず、決め付けず、思い込まず、囚われないように。

あれこれ気にしない、もっと自由に好きに生きるように。
自分で自分を縛り過ぎです。戒め過ぎ』
といった点に気を付けましょう」

ノアール「つまり勧善懲悪に引っ掛からない範囲は自由ね!」

ケイト「はい…;」


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