第64章 新たな指摘
すりすり
ケイト「ほぎゃあああああーーー!!@@////」パニック
『免疫が無さ過ぎる/です…;』苦笑←周囲皆一同
その折、フレイヤが歩み寄ってきた。
フレイヤ「盛大な自爆だったわね…//」うっとり&恍惚笑み
ケイト「!!?//////」ぼぉん!!
がくっ、チーン
『気絶した…』汗
フレイヤ「人からの愛情にはとことん弱いのね^^」くすり
気絶した後もなお、満面の笑みで抱き締められたまま頬擦りされているなど…
意識を手放したケイトには、知る由もありませんでした。
起きてから再びされ、ドキドキしまくっていたそうです。
フレイヤ曰く、あの時の仕返しなのだとか…←1331ページ参照
アスフィ(旅行の手土産を渡した時、そんなことをしていたのですね……)じと目←ケイト見やる
そうこうありましたが…
公園に移動し、4人きりとなりゆっくり過ごすこととなりました。
出来れば共に休みたいという私の願いを、ケイト本人が受理してくれたお陰です。
フィアナ「それにしても…それほど、彼のような人を出したくないのですね…;
魂ごと全て消滅させられるばかりか、唯一あなた一人以外の魂全てが、世界纏めて丸ごと消されたのですし…」
ケイト「うん;
出したくない一心、というか…同じ境遇者を出したくない。
もう二度と…見逃したくない。
二度と…目の前にいて、何も出来ないなんてことは嫌だ」
フィアナ「無力感に打ちひしがれる必要などないわ。
そんな魂、意図的に産めるはずもない。
たまたま偶然、できた産物に過ぎないのだから」
ケイト「でもいつ消されるかわかったものじゃないだろう?!
いつ第二、第三が出るかわからない!
それへの判別方法を確立し、どうにかするように…!」
フィアナ「したとしてどうするの?」
ケイト「?」
フィアナ「できたとして、助けられる人ではない。
そういう輩だから。
それは神の理として捻じ曲げられないことよ(真剣)
天国行きにできたのは…神に至った中でも、唯一か最高でも2つしかない。
よしんば助けられたとして…
助けられない無限大の運命を捻じ曲げて、その皺寄せは誰がするつもり?」
ケイト「……それは…」
フィアナ「ね?
あなた一人が抱えて、どうにかできるものではない。
それは痛感したはずでしょう?」
ケイト「…」頷