第64章 新たな指摘
ケイト「…そっか…知ってた、か。
お尻の方の穴で犯された。中出しもされた。
でも7歳だったし、中に注ぎ込まれた暖かい液体が何だったのかも、当時の私にはわからなかった。
性行為なんてわかんないからしょうがないんだけどね^^
いっそのこと、処女を奪ってくれていたら…
いや、証拠を残すほど、詰めが甘い人ではなかった。
そもそもが詰めの甘い人なら…最初から証拠と一緒に助けを求めたりで、助けられている。
誰も……」
俯いたまま、何も言わなかった…
でも、確かに……
いなかった、そう最後に聞こえた。
ケイト「…だからかな…犯罪行為が許せないと思うのは。
実の父親は見ず知らずの女性に周囲にばれないように、ズボン越しに股間のを押し付けたりお尻を触ったりで、何千万もお金を被害者に払わないといけないことをしておいて、その皺寄せを私達に強要する人だった。
ストレス発散に殺されかけるのもしょっちゅうだった。ばれないようにするのが、とってもうまかった。苦しむ様を見て楽しんで、笑う人だった。
やめちまえだとか、職場の人への怒りを私達に向けて、八つ当たりする人だった。
ふぅー
自分一人では…どうにもできないから、鍛え上げることで、守ることを選んだ。
太く見えても構わないから、守りたかった。
力で勝てなくとも、勝てるようになるまで頑張った。
でも結局は…守り切れなかった(俯)
私もあの時…死んでしまいたかった。
普通の家庭では、無くて当たり前のことだから…
余計……はぁー
でも…そういう人ばかりじゃない、という人達に出会えて…
巡り合わせに恵まれていなかったはずだったのに…段々と増えていって………
今では……生きたいと…強く思うようになった。
思えるようになった…
だから…その……//
ありがとう^^//
まあ、その過去や経緯があったからこそ喜びも一層でさ(頬をかく)
今では…憎いはずの過去すらも、あってよかったと…
そう、それごと喜べるようになった。
だからさ、感謝してるんだ。全部に…
でも一発ぐらいは殴りたかったかも」ぼそ
アスフィ「ぷっ
あっはっはっはっはっ^^」
ケイト「ふふふっ^^」にっこり
アスフィ「応援してます」
ケイト「ありがとう^^
私も…応援してるよ。幸せになるように、願ってる」微笑