第64章 新たな指摘
その真実は…外に出れば否が応にでもわからされるものでした。
だからこそ思うのです…
彼女の夢を、ここでだけは夢を見たいという実現に…力になりたいと。
少しでも…傷が癒えれば、と……
ルパン「しっかし…本当、驚いたよなあ。
請け負ったもんにも責任あるっつぅのに…←2685ページ参照
全責任はケイトが負うって、馬鹿だぜ本当!」
次元「そうむくれてやるな」
ルパン「むくれてねえ!;」
次元「…ふー…
あいつなりに…色々考えた結果なんだろう」
銭形が警察としての役割をケイトから与えられた直後、ルパンを逮捕しようとした時(昨晩)
ケイト「私が依頼したんだ!
私の責任だ!こいつらは関係ない!
頼む!(すっ)←正座
逮捕するなら、私を逮捕してくれ!!」土下座
両拳を前へ差し出し、逮捕するよう叫んだ。
ルパン「バカヤロー…
俺の意思は、俺の意思だ。
お前の意思は、お前の意思だ」
ケイト「でも…私が依頼しなければ!」
ルパン「お前…勘違いしてねえか?」低い声
ケイト「え?」きょとん
ルパン「俺が動かないと言えば、それは実現しねえ。
依頼は達成されない。
俺が、自分で決めて、やった(盗んだ)んだよ。
俺の意思だ!
お前の意思じゃねえ!(頭を振る)
一人で全部抱え込んでんじゃねえよ!!馬鹿野郎!」
ケイト「……」瞠目
銭形「えー、盗みは50万円以下の罰金。
初犯だから、それを…騙しとられた人達へ寄付してやって下さい」
ケイト「今後もまだまだ続いて!」
ルパン「そりゃあ専門家に任せりゃいいのよお。
なあ?とっつあん!」がしっ←銭形の肩を組む
銭形「はっはっはっ!^^
(がしっ)←ルパンの肩を組む
そうだそうだ!任せとけ!」どんっ!←自身の胸を叩く
そう去っていく背に、ケイトは泣いていた。
ケイト「私に…どうしろって言うんだよ…
馬鹿っ…;」
ルパン「まー…お前に罪があるなら、一つぐらいだろうな」
ケイト「!」顔を上げる
ルパン「お前は…たった一人で、抱え込み過ぎた。
罪も、傷も、何もかも…全部だ。
ちったぁ分けろよ。
そんで押し潰れるほど柔じゃねえし、皆で分けた方がいいだろ?
楽しむ為にもな…」にっ
そこで涙腺が切れたように咽び泣き始めた。
後にフィン(分身)が礼を言いに現れた。