第64章 新たな指摘
リュー「それでは仕事もあるので…」
ティオナ「私も遠征頑張ってくるね!」
ケイト「ああ、いってらっしゃい^^」手を振り微笑
アスフィ「では私も行きたいのですが…
何がどう仕方ないのですか?」
ケイト「……割り切りたくないけど、割り切る他ない。
それが歯がゆいだけさ。
まあ…空気中の二酸化窒素だとでも思って流すよ、あの事実もね」苦笑
アスフィ「そうですね…
あなたとは、全くもって異なる人間なのですから。
誰もが違うのですし…あなたと反りが合わなかったというだけの話。
合わない人に、無理に合わせない方がいい(とすっ)←ケイトへ近寄り、頭をケイトの左肩に乗せる
身体をこれ以上酷使し、潰したくないのならば…私達の心を、大事に想うのならば…尚更です←苦しそうな表情で俯く
お願いですから…」ぎゅうっ←背後に腕を回し抱き締める
ケイト「………ああ……わかった^^
ありがとう…
気負い過ぎるのも、気にするのも、程々にするよ」
アスフィ「月1で結構です!」ぎゅっ!←抱き締める力を強める
ケイト「…わかった。
気にする頻度や思い出すとしても最小で月1。
彼の魂が存在する世界を救おうとした所で、土台無理だものな」
アスフィ「それこそ天と地の概念を入れ替えるようなものです!」
ケイト「なるほど。確かにそうだね…」
アスフィ「……やはり…責任を感じていますか?」
ケイト「…………(俯)
いや…今は、全然だよ(微笑)
あいつが、自分で選んだ道だ。私がとやかく言った所で仕方なかったんだ。
それだけの…ことだったんだ」ぎゅっ←背に両腕を回し抱き返す
アスフィ「ええ…本当にそうです」
ケイト「……ありがとう…
随分と、視野が拡がった気がする」微笑&なで
アスフィ「くれぐれも盲目にならないで下さいね?
彼の狂信者や仲間のように。
ああなれば、自分の持つそれ以外のものは決して受け入れず、そうじゃない!と頑なに否定しかできなくなりますから」
ケイト「あはは^^;
既に何度もされて死ぬまで追い込まれたよ…」遠い目&視線逸らし
アスフィ「ええ、知ってます。
だから同じにならないでくれと懇願しているのです。
相手の意思や考えを無視してまで、強く主張できるあなたではないでしょう;
もしあるとしても先に破滅が待っている時のみ、余程の事です」