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Unlimited【ダンまち】

第63章 新たな来訪





ケイト「頑張れ^^

自分の頭で考えて、自分の目で見極めろ。

そして――後悔しない選択を取るんだ
後になってからでは…全てが遅い。


この世は…いつ殺されるかわからない、そういう場所だ。

いつ殺されても、あの世に行っても悔いの無いように、残らないように…
あの世に辿り着いた時、頑張り抜いたと胸を張れるように……


それだけは…忘れちゃいけないよ?

いいね?」
アル&ディ『はい!』


ケイト「義を見てせざるは勇なきなり。
意味は…人としてなすべきことと知りながら、それを実行しないのは勇気がないからである。

過ぎたるは及ばざるが如し。
意味は…何事も程ほどが肝心で、やり過ぎることはやり足りないことと同じように良いこととは言えない。 良いと言われることでも、やり過ぎは害になるということ。

人付き合いの上では…さじ加減が大事で、それが一番難しいんだよ。
人によって皆、違うからね」
アル&ディ『勉強になります!』

ケイト「ありがとう^^
そうやって…素直に聞いてくれる人ばかりなら、助かるのになあ…」苦笑&目逸らし


ティオナ「自分から見て…縦の動きは横に弱い、横の動きは縦に弱い。っと」メモメモ

ケイト「突きの動きは?」
『横にも縦にも弱い!』

ケイト「正解^^
お互い頑張ろう!」すっ←左手を差し出す
すっ←3人が手を重ねる
「「「「応っ!!」」」」←気合を入れて、同時に下げる


アル「どんなに極悪人でも殺しちゃダメ?」
ケイト「ダメだよ」

ディ「何でー?」

ケイト「…同じだからだよ」
「「??どこが?」」首傾

ケイト「『感情』だよ。
殺される中で得る苦しみも、痛みも、哀しみも…『感じているもの』は、皆同じなんだ。

遺族も同じ…
殺されたことで得る哀しみも、怒りも、怨みも、憤怒も…決して消えない。


苦しんで、哀しんで…様々なことがあって、その悪の道に至った。
私達もまた…間違うことはある。いつ悪になるかわからない。
誰かから見たら、既に悪かもしれない。

だから…自分も皆も大事にするんだ。命も、心も、気持ちも…同じぐらい。


罪の意識に苛まれないこと。
向き合わないこと。

それそのものが…一番の罪なんだ。

向き合った上で、どう生きるか…苦しみながら見出して、体現し続けること。
それが、一番の償いなんだよ」
「「難しい;」」


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