第63章 新たな来訪
ケイト「ははっ^^//」
笑みを浮かべると…何故笑みを浮かべるのかと、怪訝な顔をされた。
ケイト「ごめん…嬉しくってさ。
そういう風に…自分のことのように想われるのは…とても嬉しいよ。
いつもありがとう^^」
アスフィ「いえ、礼を言うべきはこちらの方です!」
ケイト「こちらこそだよ//(微笑&涙目)
あのね…父関連の感情に関しては、さ……
もう…麻痺しちゃってるみたいだ。
生みの父から感じるのは…『畏怖』以外の、何物でもない。
だから……力だけで、言葉で説得しないそれに…重ねちゃったのもあるんだと思う。
私はされる側にいたから、そういう立場で、ずっと過ごさざるを得なかったから。
やっちゃいけないことだっていうのは、わかってるんだ。
だから…どうしても赦せないし、赦しちゃいけないって固定観念に縛られてる。
それはきっと…その経験を無にしない限り続くだろうし
もし同じ経験があったとしても…気にしない人なら、最初から気にしないだろう。
何でなのか…その本質はきっと、根っこに繋がってるんだろうな。
気に食わないとか、嫌うとか、受け入れられないとか、色々さ…
負の側面って割り切れればいいんだけれど…割り切れないほど、深い。
それだけの話だった。
そのことに…やっと気付けた。整理もできた。
ここまで話せたから、整理がついたんだ。
付き合ってくれなければ…きっとまだ、苦しんでたと思う。
納得がいかないって、いい人なのにって……
重ね重ね本当にありがとう(お辞儀)
お前達の心配は無駄にはしない。
頼れる所はちゃんと頼るように頑張る、だから…
その時はよろしくお願いします」深々お辞儀
アスフィ「何を今更」
ティオナ「あのね、言われなくても最初からそのつもりだから!」
リュー「…頼るように頑張る、ではなく…頼って下さい。
頼って潰れるほど、弱くはありませんよ?」微笑
ケイト「瞠目)!…
(その言葉って…
「そう思い悩んでブレーキをかけまくらないといけないほど、僕らは脆弱じゃない」269ページ参照
「心配されないといけないほど弱くはない。
そもそも、支え合う為に複数いるんだ」270ページ参照
頼られて潰れるほど僕達は弱くない、と教えてくれたのと…同じ…
全て…繋がっていたんだ)(微笑)
ありがとう^^//」