第63章 新たな来訪
ルパン「で、だ…銃と銃弾の値段が爆上がりしてる」
次元「知ってる知ってる。どこぞのば金持ちが火薬から材料まで全部買い占めてるんだろ?
お陰で銃弾一発何十万とする。
モンスターに効くものだと100億円(10億ヴァリス)とか…」←868,948,949ページ参照
五ェ門「待て、それとこれと何の関り合いがある?」
ルパン「そりゃ勿論!
不二子ちゃんに献上する前に、高騰した銃弾から火薬まで全部作って保存しとくんだよ!」
次元「…正気か?;」
五ェ門「またか…;」嘆息
次元「俺はおりるぜ、あの女が関わるとろくなことになりゃしねえ」←椅子から立つ
五ェ門「同感だ」←椅子から立つ
ルパン「まーてまて!せっかくここまで来たってえのにそりゃねえだろ!?;」←椅子から立つ
次元「どうしてもお前にしか頼めない、そう言われたから来てみれば…案の定女か」
ルパン「あはははは^^;…ダメ?;」
「「ダメに決まってるだろう!!」」
ルパン「手厳しー!;」右手で両目覆う
次元「まあともかくだ…
ここらをぶらぶら散策してる、お前はお前で勝手にやってろ」
五ェ門「拙者も…温泉街でのんびり過ごす」
ルパン「おいおーい!」
手を伸ばすも、一切迷いなく振り返りもせず遠ざかり続けていく2人の背にルパンは叫ぶ。
ルパン「たっくよお!
わぁったよ!もう頼まねー!
一人で報酬全部かっぱらってやらあ!」
次元「気ぃ変わったら携帯で連絡しろよー、コクーンのな。
あの女とは手を切れ、痛い目見るぞー」
五ェ門「振り返りルパン見やる)拙者も次元と同意見だ。すぐ切り捨てられるぞ」睨視
ルパン「そこがいいんじゃねえのー!^^♪」
五ェ門「マゾとは付き合いきれん」←瞑目し目を逸らし去る
ルパン「マゾー!?
待てこら!!取り消せー!
俺はエスだー!!!」瞑目&絶叫
「ぷっ」
「くすくす」
「あっはっはっはっ」
周囲から笑われる中、ルパンは憮然と叫んだ。
ルパン「何笑ってんだ!
見せもんじゃねえぞー!散った散った!
よぉし、こうなりゃ一人でも!」ポキポキ
そう拳を鳴らし、のっしのっしと一歩一歩力強く踏みしめ、神石がある役所へと単身向かっていった。←2048,2067ページ参照
神石の動力源は『神気』、『人を重んじ思いやり寄り添わんとする心』である。←2067ページ参照