第63章 新たな来訪
神様は、いつだって見ている。見守っている。
与えられた全ては、いつでも虚無に出来る。
この世に生かしてもらっていることは、『神様からの愛』だ。
これまで与えられてきた経験は全て、愛という名の『巡り合わせ』だ。
与えられた側としての立場、筋を通すこと。
私達が神様に出来る恩返しは…『感謝』を忘れないことだ。
本来この世にいさせてもらえなければ、知れないままだった。
その存在を受けて、何かしら抱くことすらもなかったろう。
……自身のつもり、周囲からの受け取り…
それらの食い違いから生まれるものを、私は今回を通して得ることができた。
客観的に見ることの大切さ。
俯瞰して捉えることで、周囲へ話すことで、自身の考えを、赦せることと赦せないことの枠組み、自身における線引きを整理し、心を落ち着けさせる方法。
そしてきっとこれらは、後に私の人生を助けてくれるだろう。
そう思えば…全てが繋がっていると言っても過言ではない。
赦せない存在、憎しみしか抱けない在り方…
それを見て、通して…己というものへの理解を深めるきっかけとなる……
日々精進…感謝と共に……(合掌)
神様、主護霊様、ご先祖様、精霊様、お地蔵様…(合掌したままお辞儀する)
無事辿り着けました。
いつも見守って下さり、ありがとうございます。
どうか、これからも見守って下さい。
更なるお導きに慢心せず取り組めるよう――励み続けます」涙
今あるものと、今後にあるものは…また違うかもしれない。
それもまた神様からのお導きであり、愛なのだと自覚した。
以前までの何となくではなく、強く――
その時…神々から、凄まじいほどの神の力が送られてきた。
信頼の置けるものとして、神々は認知した…
そう、伝わってきた。
それに増長しないよう、慢心しないよう…自分に出来ることを頑張ろう。
無理しない範囲で、体を壊さないように、自分もまた同じぐらい大事にしよう…
もう…大事な人を泣かせない為にも……
その決意が、より強固になった瞬間だった。