第62章 新たな邂逅
フィン「ケイト…
わざわざ魔導列車の方へ向かったのは彼の為かい?」
ケイト「さあ?どうでしょう^^♪」
フィン「本当に君は自分のことのように喜ぶね(苦笑)
君を殺した元凶だということを忘れたのかい?」
ケイト「罪を憎んで人を憎まず。
その人が、魂が悪い訳じゃない。
悪気無くできて、罪の自覚が無いこと。
それこそが悪だ。
だから…この世界でぐらい流して、笑っていこう^^」にこっ
フィン「……わかった(微笑)
必ず…君を幸せにするよ。不幸になんてさせない。
この世界では…決して死なせない、決してね」微笑
ケイト「幸せにする…か」
フィン「ん?」きょとん
ケイト「結婚の時は…「必ず幸せにできるとは言えない」←386ページ参照
なんて言ってたのになあ…」にまにま
フィン「手厳しいな…^^;」
ケイト「ははっ。
ごめんごめん、嬉しいんだよ^^
そう…想ってくれるようになったんだって、ね」微笑
フィン「人が悪いね…」苦笑
ケイト「決してって、大事なことだから二回言ったの?」
フィン「ああ。
僕から君への誓いさ」
ケイト「ふーん…
じゃあ、私からフィンへの誓いは…
生涯……」
フィン「ん?」きょとん←目を丸くしている
チュッ←ケイトがフィンの唇を奪う
ケイト「私の愛を捧げ続ける。
いつ如何なる時でも」真剣&微笑
フィン「…………反則だ//」俯
ケイト「へへへっ^^
結婚式の際には何度も気絶させられたからお返し//♪」
フィン「で…帝国を敵に回す気かい?」
ケイト「生憎…やると決めたから、譲る気はない!
フィンはどうしたい?」
フィン「君の意思に任せるよ」
ケイト「じゃあ…帝国止めてくる!」
フィン「御随意に」微笑
ケイト「一人ででも!」
フィン「僕も行くよ。
夫として、行かないわけにはいかないだろ?」片目瞑&微笑
ケイト「…ありがとう(微笑)
一瞬迷っちゃったじゃん。行くか行かないかどっちか」
フィン「行くという意味だよ(微笑)
君となら…どんな道でも」
ケイト「…………馬鹿////」ぼしゅー!
フィン「ふふっ^^…仕返しさ///」
人の為に直向きに頑張る、心を見、聞き、気持ちに寄り添い、慮る。
その者を、神様は必ず見捨てない。
導きをお与えになって下さる。
その教えは、神国コクーンの礎となった。