第62章 新たな邂逅

アスフィ「私は怪我人が出ないよう今後の対策を」

ティオナ「私は自動迎撃ゴーレムでも作る？
おっきいゴーレムに大剣を持たせて、大剣の戦い方なら教えられるし」

リュー「ならば私は魔法を」


ケイト「ん…//
頼んだ//

（やばい…不覚にもドキッとしてしまった//」

ティオナ「？何で顔赤いの？」

ケイト「いや、何でも…//；」


アスフィ「…//

（しまった…；
私の馬鹿！//

何であの時キスなんて！//
いえ、後悔はありません！悔いもありません！//

ですが今やるべきことかと言われたら違う訳で、それでもしたくなって//」悶々

リュー「……アスフィ？」怪訝
アスフィ「何でもありません！//；」


ケイト＆アスフィ（（ああああああああああああああああああああ！！！///；））ぼしゅー！

ティオナ＆リュー「「？？？」」

各々が思う中、見えてなかった2人は知る由も無かった。
が、神の力で知ったのか…走行中にもかかわらず軽くキスをされた。

どこにキスする要因があったんだろう…未だにわからない//←真っ赤


そうこうしている内につき、一瞬で思考を切り替えることにした。



「こんな差別、横暴だ！間違っている！！」

例の彼…の魂を持った人が叫んで力を振るって、仲間らしき人と共に結界へ攻撃していた。


この論理に合わせろ、ではなくわかって欲しいから…必死に訴えかけた。
ただ…助けたかった…

でも無駄だった。



抱く無念を全てのみ込み、私は再び…彼と向き合う。


その力を、一瞬で神の力で弾くと共に無効化し…

それ以上の力を目に見えて出しながら……



ケイト「お初にお目にかかります。

私の名は、ケイト・グレイロア・ディムナ。
コクーンの領主であり、国王です」

『！！』

周囲が息を飲み、安堵したように笑みを浮かべる…
それとは対比的に、彼とその仲間たちは緊張感を露わにした。


「何で…こんな田舎に…平民に、君主が？」

ケイト「こんな騒動を起こされたのは、今回が初めてだ。
そして…それを受けて、コクーン行きの駅のホームにも結界を張るべきだと思い至った。

急を要することだと思い、全ての国へ実行することにした。
コクーンへ行こうとする人達を、そこから家へ帰るだろう人達の為にも…


それと共に…結界の件で、改めて宣言する」