第62章 新たな邂逅
フィンのフィアナ像が遂に完成する夢をケイトは見た。
が、寝言でそれを察知したフィンの手によって、夢の中にまで強引に入り込んで殴り壊される。
ケイト「ふん!!」←両膝を抱えフィンへ背中向ける
フィン「いや…その…フィアナは、女神だろう?;
だからその…ケイトの方が←その背へ向け必死に弁明中
ケイト「ふん!!!」←鼻息荒く叫ぶ
フィン「済まない、赦してくれ」←眼前に回り土下座
ケイト「やだ!!」ぷいっ!←そっぽを向く
フィン「……弱ったな…;」ぽつり
「「………」」
ケイト「ん!」くるっ←フィンへ向き、目を瞑り唇差し出す
フィン「?…キス?」
ケイト「ん!」頷
キス後
ケイト「晩までするの!」
フィン「その…息は…
ケイト「鼻でできるって教えてくれたじゃない!」
フィン「もし人が来たら…^^;
ケイト「見せ付ければいいじゃない!
……//
絶対離さないから//」ごにょごにょ
フィン「本当は…恥ずかしいくせに……)
(ぎゅうっ!)←ケイトの背後へ手を回し抱き締める
ああ^^」くす&ふふっ
何気ない一時を思い出した後…
たってしまった
ティオナ「?なんか前のめりだけど、どうかしたの?」
フィン「いや、何でもないよ?^^;
(可愛かったなあ…//
だが思い出してたったなんて言えない///
今はそれより…誤魔化しきらないと…ヤバイ!;」たらたら
その背後に…獲物を狙うハンターの眼をしたティオネがいた。
ティオネ「・・//」ギラーン!
フィン「弱った;」たらたら
ティオネ「はあっはあっ//」
フィン(貞操を守らなければ…)瞑目&思案顔
その攻防は今までになく熾烈を極め、これまで以上に至難であったという。
テロップ『結果:フィンの辛勝』
ロボットについて
アスフィ「所で、あのロボットは一体どのようにして作ったのですか?」
ケイト「ああ。
アレスと合同で作ったんだ、研究チームを派遣してさ。
戦闘において次どう動くかって選ばせてくんだけど
あまりにも選択肢が多過ぎるもんだから…かなり苦戦したよ。
で、必要な素材は魔法王国アルテナから貰って共同研究してやっと完成したんだ。
演算能力では魔道具の方が上だから、その利点を生かしつつ無制限にプログラム化したものを圧縮空間で凝縮することで
『???』