第9章 Lv.7
ケイト「結局はさ…
自分や周りの主観にとらわれず、自分だけじゃなく全てを客観視できることだよね」
フィン「そうだね。
僕の場合は君の事情を知ってる分、つい君寄りの意見になっちゃうからね。
君はもう少し周りに強く当たるべきだと思うんだ。
傷付けるかもしれないと恐れて行動できない。
その限界を越えて欲しい。できればだけどね^^
少しずつ…ゆっくりでいいから、できるようになっていこう。
柵(しがらみ)にとらわれずというのは難しいかもしれないけれど、君は当時も今も『自分にできること』を精一杯、一所懸命にやったんだ。
胸を張っていればいいと思う。
君の人を傷付けられない、嘘もつけない、誤魔化しもできない。
そういう短所は、されている側にとっては長所でもあるんだから(微笑&なでなで)
気楽に構えて、自由にのびのびと生きて欲しい。
僕からは以上だ^^」
ケイト「…フィン」
フィン「ん?」
ケイト「…ありがとう」微笑
フィン「やれやれ。気にするなと言っても聞きそうにないな。
生まれ持った性格からか。ここは素直に礼を受け入れるとしよう)
…どう致しまして^^」なでなで
ケイト「…なんか隙あらば撫でてくるよね?」
フィン「心地いいんだよ、君の隣は。
邪気がない上に、浄化されているからかな?」くす
ケイト「うーん…なら私は空気洗浄機か」
フィン「ぶふっ」←吹いた
ケイト「で、フィンは精神安定剤」
フィン「もので表現されるのはちょっと^^;」ははっ
ケイト「大好き!依存してます!」挙手
フィン「そういうことは堂々と言わない方がいいと思うよ^^;
感覚が微妙にずれてるのかな?
そういう違いもまた個性と認めずにいじめたのか…;やれやれ」嘆息
そんなこんなで…遠征まで、あと5日に突入した!