第61章 新たなる発展
『死ななくてよかった…
今だから、そう思うよ』微笑←前ページ参照
アルとディ、そして私達を見やりながら呟いていた。
アスフィ「人の時には…あんなに助けておいて!
自分のことは大丈夫だって顔をして、笑いかけておいて!!(ぎゅっ!&ぽろり)←拳握り&涙
人と笑い合う時っ!あんなに幸せそうだったじゃないですか!!?
あの時でも…いつでもっ…そんな負い目や引け目ばかり抱えていたんですかっ!?」涙
ケイト「……」俯
『……』
悲痛な想いが、私の胸の中で暴れ回っていた。
叫ぶ内、いつもの幸せそうな笑顔の裏側を知ったことで
裏にある重責の存在を知ったことで…涙が止まらず、止めどなく溢れ続けていた。
アスフィ「そんなに重いものを抱えておいて!
人にはっ!そんなもの見せないようにばかりして!!
いつも…いつもっ!!!
ケイト『大丈夫だよ^^』
アスフィ『え?』
ケイト『そんなに心配しなくても――大丈夫だよ?(微笑)
私は…いつも、私を愛して求めてくれる『皆』に救われているから。
だから…幸せになって?(微笑)←瞳を覗き込む
それが…私にとっての一番の幸せだから^^』
冗談じゃない!
馬鹿にしないでっっ!!!」号泣
ケイト「いや!…馬鹿にしているわけではっ
アスフィ「だとしても!
何もかもを諦めたように、笑わないでっ!!」
その瞬間、見透かされたことに驚いてか…
ケイトは瞠目し…口を開き…何か言葉を出そうとして、再び閉じました。
ケイト「!!(瞠目)
……っ←口を開き何か言おうとするも閉じる
………ごめん…」
絞り出される中…私達の耳にフィンの声が響きました。
ケイトを介して…
フィン「何か…色々と聞き捨てならないことが聞こえたんだけど?」
ケイト「!!(瞠目)
(しまった!感情の起伏が激し過ぎて伝わった!?」真っ青
フィン「本当に…君の半身になってよかったよ。
今回ばかりはね…」
半身は2175,2179,2183,2230,2245ページ参照
ケイト「……ごめん…
見る目が変わるのが…怖かった」
フィン「…他に隠していることは…?」
ケイト「……今は…わからない…
出たら…その時に教えるよ」
フィン「なるべくすぐにね?」
ケイト「うん…ごめんね……ずっと、黙ってて」申し訳なさそうに謝る