第61章 新たなる発展
『…………』じー←ケイトを凝視&じと目
ケイト「ん?」汗&ぱちくり
『これだから…はあああっ』嘆息
ケイト「へ?」眉顰め&怪訝
リュー「人に寄り添い過ぎです;」
ティオナ「親身になり過ぎだよ;」
アスフィ「限度を知らないんですか;」
ケイト「えっと…普通に優しくしてるだけだよ?」汗&首傾げ
『どこが!!』
アスフィ「普通に優しいだけなら、自分の時間を第一とします!苦痛を味合わせたくないからと修業などしません!!」
ティオナ「自分を無下にする所か感情も心もなくなるまで人に尽くせる優しさが普通!?自分への評価が過小過ぎるよ!!」
リュー「あなたは優し過ぎるのです!!利用されているとわかっていたとしてもその人が幸せならと献身するではないですか!!それも見ず知らずの人へ!!!」
『そんなもの(優しさ)が普通であって堪るか!!!!!』
ケイト「え…えっと……
が」
『が?』
ケイト「がん…ばりました!」だらだら汗
『よろしい!!』
ケイト「ひゃい…」がくぶる←今にも泣き出しそう
アスフィ「少しは自己犠牲の精神を緩和して下さい」
ティオナ「どうしてそんなに死にたがるの?;
自分を悪く捉え過ぎだよ」
リュー「何故自分に優しくできないかは理解できているつもりですが…;
やはり見ていていい気はしません…
いつか抱え込み過ぎて自殺しないか心配です」
ケイト「俯)…消えるはずだったんだ…本当は……
始祖神の闇は…そのまま……
始祖神の魂と共に消滅する…本来なら……
でも…私の魂が生まれた時その魂の欠片を巻き込んだせいで、闇は健在となってしまった。
私が歯車を狂わせてしまった…
そのまま消えるはずだったのに……
私は……
本来なら…封印された闇が魂と共に消えるはずだった…
その歴史を変えてしまった…世界唯一の汚点なんだ。
だから…嫌われるならその方がいい。
死んだ時喜ばれるから。
父に汚された自分なんか、早く死んで欲しかった。
それが…どうしても、根底から離れてくれない……
私という存在(魂)が産まれたこと…それ自体が罪だと、そうとしか思えない。
本来の世界なら…
そんなことへは、始祖神の闇による危機には陥らなかったはずだったから……
私がやったのは…私が犯した罪、その尻拭いを自分でしただけに過ぎないんだ」