第61章 新たなる発展
アスフィ「…ええ…知っています」
ケイト「私はまだ素直で何でも壊れた人形みたいに受け入れてたから、可愛がられてた方らしい。
私の悪い所ってさ…
どれもこれも…環境のせいなんだよ。
他は生まれ持った障害で…あれ以上はできない。
だから…とっても…難しいんだ。
過去の全部を一遍に押し付けられたように感じて、逃げ出してしまった。
これでも頑張っているんだ、これ以上頑張れないって…←2439ページ参照
ごめん」お辞儀
リュー「いえ…こちらこそ急過ぎましたね;」
ケイト「ううん。
私も私で欠点をすぐどうにかしたいタチだから;」
ティオナ「でも逃げても仕方ないと思う。
だって…長年そうしてきたのに、それを急に変えるってかなりハードだよ、やっぱり…
彼の逃げとは全く違うものだし;」
アスフィ「…楽をしたいが為…それと同じにしないでもらいたいですね;」
リュー「花屋さんの花を売り物にならなくしても
死ぬ気の後悔先の変更など発生しませんでしたし…」
ケイト「後悔先の変更自体…
人、それも親しい者のみが危なくならない限りは無かったっけ;
周囲へ迷惑かけることへの後悔は無くて当然。
謝らず弁償もせず、自らの羞恥だけで終わり」
『……』
ティオナ「いい人だという前提がなければ、ただのろくでなしの悪党だね…」汗
アスフィ「…勝手者ですね…
気付いていないようですが」汗&困惑
リュー「心外だと言われようとも、それまでの言動はどう見てもそうとしかなり得ません。
トラックを壊し周りへ迷惑をかけ、そのことには何も後悔などしない。
死ぬ気状態の際、後悔の行き先が「周囲へ迷惑をかけないように」という変化すらもしていないことからわかりきったことでしょう(汗)
客観的に見れてないだけで主観的に見ることを作品自体が強要していますね」瞑目
もう見ていられない。
そう口々に語る中、「もう言わないで、聞きたくもない、存在すらも認識したくもない」と私が想いを吐露すると、大いに同意された。
こうして…地獄落ちの要因が「本質がいい人でも勝手であるから」と判明し、言及しないこととした。
ティオナ「あの人ってさ…
いい人はいい人でも、普通の域を出てないよね」ちらっ←ケイト見やる
アスフィ「ですね…」ちらっ←ケイ以下略
リュー「誰かと比べるのは酷かと…」汗