第61章 新たなる発展
アスフィ/リュー/ティオナ『もう少し自分のことを考えたらどうなんですか!!!?/どうですか!!!?/どうなの!!!?』ずいっ!!
3人から雷と共に詰め寄られ、気付けば走り出していた。
ケイト「ごめんなさーい!!!;」
ぴゅうううううう
『…………』
ティオナ「逃げた…」
リュー「逃げましたね…」
3人『逃げるなああああ!!!』
ケイト「ひいいいっ!!;」
3人『待てえええええええええ!!!!』
ケイト「許してえええええええええ!!!!;」
『とっくに許してるから改善しろー!!!』
ティオナ「自分に厳し過ぎ!
それも自他共にじゃなく自分だけ!」
リュー「他へ優し過ぎです!」
アスフィ「もっと自重してください!」
ケイト「ぎゃりぴーーーーー!!!;」
『自分を責め過ぎ!』
『少しは人を責めろ!』
ティオナ「もっと軽く捉えたらどうなの!?」
アスフィ「事態や物事を重く見すぎです!それも些細な変化まで!
少しは気楽に接するべきかと!」
リュー「人のことを優しいと言う前に、あなたも優しいと言うことを自覚しなさい!
馬鹿!」
ケイト「わーん!!!」号泣
3人『待てえええええええええ!!!!』
その追いかけっこは…私が降参して土下座するまで続いた。
どうすればいいんだろうか…
どうすれば……
3人は、怒らないでくれる?;
そう尋ねた瞬間、「幸せになりなさい!」と矢継ぎ早に返ってきた。
ティオナ「ケイトがさ…人に求めるのと同じぐらい、幸せになって^^
ちゃんと大事にしてよ?」
ケイト「できたら最初からこうなってないよ…;」
アスフィ「これもまた修業かと」嘆息
リュー「あの…」挙手
ケイト「ん?」
リュー「……私の天国行きの沙汰を言い渡されたのは置いておくとして…
彼等に関しては変わりようがないのでもう気にする必要はないかと。
3人が同類であること、殺した後で悪びれない人だということは既にわかり切っていますし…何より地獄落ちの理由も全て理解できたのでしょう?
整理も全て終えたのでは?」
ケイト「…ああ…
付き合ってくれてありがとう(お辞儀)
悪いことをしたと自覚しないこと、認めないこと、背負わないこと…
それらの重さがよくわかった。
どんなに人柄がよくても、善行を積んでも、一切減刑されない程ってことも」