第9章 Lv.7
それらが明かされた数時間後の昼過ぎ…
3時頃にてケイトの人生記録が英雄譚として書かれた本が売り出され
【英雄】という二つ名のそれに加え、一気に人気が沸騰した。
それに加え、その真似を子供達がし出した。
「捻じ伏せてから言ってみろ!!!」←215ページ参照
ふぎゃあああああああああああああああああ;
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』←219ページ参照
いいやあああああああああああああああああ;;
「ずっと一緒に居たいです…居させて下さい!!//」←194ページ参照
やめてえええええええええええええええええええええ;
フィン「ほら。手ぐらい振ってあげたら?」
ケイト「こんな状態の私によく言えるな!(絶対嫌!!」きっぱり
フィン「本音と建前が逆になってるよ?^^;」
後に【勇者(ブレイバー)】と【英雄(ヒーロー)】は付き合っているという情報もまた公認のものとなった。
羞恥心が一気にMAXを振り切り、サインを欲しいと集る人達もまたいたことで、余計に私は隠れるようになった。
フィン曰く「そんなに恥ずかしがらなくていいのに」とのことだが、私としては気にして当然だ。
ティオネからは「団長の心を弄んだら殺す」とまで言われた。
フィンの幸せを願ってのことらしく、本気だと伝わってきて何度も頷いた。
ロキ「にしてもあのフレイヤが惚れるって…
確か霊感があって本質が見えてもなおってフレイヤが言うとったけど……)←思案中
(はっ!)まさか!?」
ケイト「?どうしたの?」
ロキ「ケイト…お前、まさか魂見えてるんやないんか?」
ケイト「?見えてるよ?
一応天界というかあの世に送られる所まで全部。
私的にはあっちの方が性質的に合う人達が多いんだよね」
ロキ「!!?
(マジか…マジで、あの世の光景が見えとる!;
そもそも神の前では嘘つかれへんはずやし…」