第9章 Lv.7
フィン「うーん^^;
まあ…ティオネが僕に惚れたのと同じ理屈だと思えばいいと答えると、黙って考え込んで…
渋々納得はしてくれたけどね」
当時の説明の光景↓
ティオネ「何で団長はケイトに惚れたんですか?
私が…嫌になったんですか?」
フィン「違う。そういうわけじゃない。
僕が彼女に惚れたのは…きっと、ケイトだからなんだと思う」
ティオネ「その理由が知りたいのですが;」
フィン「弱ったな…うまく口じゃ言えない//(ぼそ)
はっきり言うと…彼女の全部に惚れたんだ。
生意気に聞こえるかもしれない言葉を堂々と言える所も、真っ直ぐに信じた道を突き進める所も
人の為を想って関わらないようにすることで痛みを与えまいとし、茨の道を僕達に逢うまで続けた所も…
たとえ護ろうとする対象に殺されかけようとも、それでもなお護り抜く為に必死に戦い続けた所も//(ちらっ)
そういう全てに、僕は惚れたんだ^^//
きっと…ティオネの僕に惚れた理屈と同じなんだと思う。
僕以外じゃ…というのと同じようにね。
それが起きた相手が、君じゃなくケイトだった。ただそれだけなんだ」
ティオネ「!……確かに、そうです。
でも…やっぱり、私はこの想いを捨て切れません」
リヴェリア「…それでもあれか」ちらっ←気配がある場所を見やる
フィン「ああ(頷&苦笑)←ストーカー行為されてる人
でも…気持ちを考えると中々言いにくくてね。
注意もできないし、どうしたものか」溜息
リヴェリア「恋を知っているか知っていないかだけで、世界は逆転するとまで言われるほどらしいからな」
フィン「君は知ってるのかい?」
リヴェリア「いいや。ただの本の知識だ」
フィン「それは残念」←からかいたかった人
ティオネは未だ、捨て切れないだろう。
僕がケイトへの想いを捨て切れないように。
でもいつか、彼女に合う人と出会えればと願うばかりだった――