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Unlimited【ダンまち】

第60章 穏やかな日常





それから…恭弥が、並盛の物品を私財を使って直していたことを知った。


そして…情報提供者に、雲雀恭弥の名が上がった。

『彼は並盛の殉職した警察官夫妻の息子であり、名家の出です。
しかしまだ幼い頃、分家の親戚から財産目当てに両親共々事故に見せて殺されかけ、一度は分家に取られるも長年に渡り証拠をばれないよう集め、警察官では金を握らされ証拠を隠滅させられるとの判断から警視総監へ直談判しに行き、逮捕へ踏み切らせるという実績を持っています。

当時、僅か10歳でありながらも果たした以上のことから、警察官としての権限を一部譲渡されており
警察官としての役割を担うと共に、並盛神社から始まる広大な土地を所有する名家としての役割もまた遂行することで財産所有を認められているとのことです。


彼が動くのは並盛の為であり、常々風紀委員長として動いているとのこと。

監視カメラの映像の証拠もまた、14歳になる前に沢田綱吉氏がものを壊した当時の映像、カメラに映らないまでもその犯行現場前後の映像もまたあることから、逮捕へ大きく貢献しています』


恭弥「5000万」
ケイト「!」

恭弥「彼が…赤ん坊と出会ってから壊したもの。
その損害を直す為に、僕が支払った金額だ。

全員の分を含めれば…被害総額は100億に上る。

僕は、沢田綱吉と赤ん坊と決闘した。
一時的に大人となった赤ん坊、沢田綱吉とタイマンで…それも連戦でね」
ケイト「!!」

恭弥「そして僕は勝ち…
今後死ぬ気弾を使わないか、並盛町を出るか、どちらか選ばせようとした。

彼等はどちらも選ばず、無視するばかりか応接室から出た後すぐに使い窓ガラスを割って飛び出ていった。


川平を一瞬で倒せるだけの圧倒的力を身に付けようと彼等には馬の耳に念仏だった。
ファミリーを君と抜けたのはその後だ」



『彼を逮捕する為100名の警察官が並盛へ集結。
ミニパト3台、パトカー2台が破壊され、重傷3名、軽傷8名と被害を出しています。

最後の激戦は捕り物のプロフェッショナルチーム50名が一丸となって取り組み、重傷3名、軽傷3名が出ました。
彼が今回与えた被害総額は5億円に上ります。


本人に捕まる気は一切なく、激しい抵抗を受けたことから公務執行妨害罪
それに加え、重傷者の内1名は心肺が潰されており、殺人未遂罪も重ねて犯しています』


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